シシリンチウム |
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【シシリンチウムについて】 |
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シシリンチウムとはニワゼキショウ属のことで、野性化するほど丈夫なニワゼキショウ(Sisyrinchium rosulatum)(写真:最下段)もこの仲間ですが、園芸としては、カリフォルニア州やオレゴン州などが原産のシシリンチウム・ベルムの園芸品種やルリニワゼキショウの園芸品種などが栽培されています。 その中でも、‘カリフォルニア・スカイ’は、青紫の素敵な色合いが魅力的です。他には、アイダホエンセの白花の‘アイダホスノー’があります。双方とも株がコンパクトなので鉢やプランターで育てるのに向いています。 【栽培メモ】 夏の強光と高温を嫌いますが、小型のプランターに植え、夏は、午後に日陰になる場所に置いてあったところ大丈夫でした。一方、ストリアタムは、耐暑性が弱く、夏を超えることができませんでした。 花壇でも育てられますが、西日が遮られるような場所でないと夏越しが厳しくなります。夏の西日が当たるところに植えていた株は枯れてしまいました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【シシリンチウムの概要】 |
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草丈 ベルムは15〜20p程度、ストリアタムは60cmほどになります。 花 【主な種類と品種】を参照してください。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はありますが、夏の強い日差しと高温を嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Sisyrinchium・・・・・ギリシャの植物名 sisyrinchion からの転用です。 rosulatum・・・・・「ロゼット状の」 bellum・・・・・「美しい」、「きれいな」 angustifolium・・・・・「細葉の」、「狭葉の」 idahoense・・・・・「アイダホの」 striatum・・・・・「条線のある」、「条紋のある」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢やプランターで育てる場合、夏場は、半日陰の涼しいところに置きます。 植え付け 園芸店やホームセンターなどでも見かけますし、種苗会社のカタログにも載っています。園芸店やホームセンターなどでは、4月ごろに開花株が販売されていますので、これを買って育てます。 花壇に植えるときは、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)と化成肥料を少し入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を2:2:1程度に混ぜた用土などが一例です。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植えつけます。 ただし、耐暑性は強いというほどではありませんので、温暖地の場合は、半日陰又は午後は日陰になるようなところが適しています。夏の西日が当たるようなところでは避けたほうが賢明です。 鉢やプランターで育てる場合は、秋から春は日当たりのよいところに置きます。 植え替え 花壇に植えた場合は、3〜4年したら秋に株分けを兼ねて植え替えます。 鉢やプランターで育てている場合は、毎年又は2年に1回は植え替えをします。 株間 ベルムは15p程度、ストリアタムは30cmほどにします。 日常の管理 鉢やプランターで育てる場合は、過湿にならないようにします。 夏の管理 耐暑性が強くないので、鉢やプランターで育てる場合は、花が終わったら日陰又は午後は日陰になるようなところに移します。 冬の管理 耐寒性は強いので霜除け等は必要ありません。 ふやし方 株分けで増やすことができます。 肥料 庭植え、あるいは鉢やプランターで栽培する場合も、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、春と秋に緩効性の化成肥料を与えます。 病気・害虫 夏の高温多湿で、蒸れて枯れることがあります。 |
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