シュウカイドウ(秋海棠) |
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【シュウカイドウについて】 |
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シュウカイドウ(秋海棠)は、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の宿根草で、日本にも群生地がありますが原産地は中国です。日本には江戸時代前期に伝わったと言われています。 ベゴニアの仲間は耐寒性が弱いので、露地で越冬できるものはほとんどありませんが、シュウカイドウは例外的に耐寒性があり、戸外で冬を越します。また、植える場所を選ぶ必要がありますが、夏の高温多湿にも耐え、庭植えができることも特徴の一つです。 園芸品種と比較すると豪華さは見劣りしますが、群生している株が咲きそろうとなかなか風情があります。 【栽培メモ】 かなり日当たりが悪いようなところに植えありましたが、それでも花が咲きましたので、こうした場所に植えるにはうってつけです。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【シュウカイドウの概要】 |
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草丈 草丈は40〜60pほどになります。 花 リーガースベゴニアのような派手な感じはなく、淡紅色の花をひっそりと咲かせます。白花もあります。 漫然と見ていると気が付きませんが、シュウカイドウは雌雄異花で、雌花と雄花が同じ株に咲きます。初めに雄花がたくさん咲き、その後に雌花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性がありますので、香南市のような温暖地では露地で冬を越します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Begonia・・・・・フランス人でドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴの提督だった Michel Begon に因みます。 grandis・・・・・「大きい」、「偉大な」 |
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【主な種類と品種】 |
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花色に違いがあるようですが、園芸店やカタログなどでは単にシュウカイドウとして売られています。
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 庭に植える場合は、湿り気があり、木もれ日が当たるような場所が適しています。 植え付け 3〜4月が植えつけの適期です。庭に植えても、鉢やプランターに植えても楽しめます。 園芸店やホームセンターなどでは、蕾のついた株や開花株も販売されていますので、これを庭に植え付けるか鉢やプランターで育てます。 庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3〜4割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。根塊を深く植えすぎないようにします。 鉢やプランターで育てる場合、ポット苗を購入したときは早めに5号鉢程度に植え替えます。 鉢植えの用土 赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を等量に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、湿り気があり、木もれ日が当たるような場所が適しています。 逆に、日当たりがよいところや西日の当たるところを嫌いますので、こうした場所は避けるようにします。 株間 庭に植える場合は、25〜30p程度にします。 植え替え 庭に植えた場合は、植えっぱなしにできますが、植え替える場合は、4月ごろに行います。 鉢やプランターに植えた場合は、根詰まり気味になって来たら同じ時期に植え替えます。 日常の管理 多湿を好み、乾燥を嫌いますので、鉢植えの場合は、夏場、乾燥させすぎないようにします。 ふやし方 花が終わるころに葉腋にできるムカゴを播いておくと、うまくいけば、春にはたくさんの苗が得られます。 冬の管理 冬には地上部が枯れますので、冬が来たら地際から切り取っておきます。 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えた場合は、水やりは少なくします。 肥料 庭に植えた場合は、ほとんど必要ありません。鉢やプランターに植えた場合は、植えつけ、植え替え時に緩効性の化成肥料を少量与える程度にします。 病気・害虫 特にないようです。 |
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