ジャメスブリテニア

ジャメスブリテニアの花
写真 'インディゴ'
撮影時期 2002.4.20
栽培状況 鉢植え

科名

ゴマノハグサ科

属名

ジャメスブリテニア属

学名

Jamesbrittenia spp.

園芸分類

多年草

別名

ジャメスブリタニア

原産地

南アフリカ

主な用途

鉢植え

花期

4〜11月

【ジャメスブリテニアについて】

ジャメスブリテニアは、南アフリカ原産のゴマノハグサ科の半耐寒性の多年草です。パコパと近縁の植物ですが、耐暑性はこちらの方があるようです。ただし、耐寒性はバコパよりも弱く、霜に当たると枯れてしまいます。

流通しているのは、種間交配種が中心で、比較的暑さに強いサンブリテニアなどが流通しています。

【栽培メモ】

耐暑性はあまり強くないかと思いましたが、サンフリテニアは、なんとか夏の暑さを乗り切ってくれました。また、'アラビアンナイト' という品種は、冬場、土間に入れていましたので冬を越し、2年目もよく咲いてくれました。

【育て方は下へ ↓ 】

【ジャメスブリテニアの概要】

草丈

10〜15pほどで横に伸びていくタイプです。

花径は2pほどの5弁の小さな花ですが、けっこう賑やかに咲いてくれます。また、花期がとても長いのが特徴で、夏場を除き春から秋の終わりまで咲いてくれます。

ジャメスブリテニアの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 やや弱い

耐寒性は弱く、霜に当たると枯れてしまいます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:やや難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Jamesbrittenia・・・・・イギリスの植物学者 James Britten に因みます。

【主な種類と品種】

サンブリテニア
J. hybrida

種間交配種で、従来品種よりも大輪で、また、耐暑性の強い品種群です。(写真:下の2枚)

'アラビアンナイト'

クリームから黄色の花が咲く品種で、耐暑性、耐寒性があります。(写真:上から2枚目)

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 花がひととおり終わったら全体を切りつめます。

植え付け

園芸店やホームセンターなどで春にポット苗が売られていますので、これを買って育てます。種苗会社のカタログなどにもよく載っています。耐暑性がやや弱く、庭植えよりも季節によって移動できる鉢やプランターが向いています。

株が、横にかなり広がりますので、底の浅い丸形のプランターを使います。

ジャメスブリテニアの花

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライトを5:3:2程度に混ぜた用土が一例です。

置き場所

鉢やプランターは、秋から春の間は日当たりのよいところに置きます。

植え替え

冬を越した株は、3月頃に新しい用土に植え替えます。植え替えないと水はけが悪なり、夏場に根腐れをしやすくなります。

日常の管理

花付きが悪くなった茎は、随時、切り戻しをしてやります。また、花がひととおり終わったら、夏がくる前に全体を切りつめておきます。そうすることで、秋にまた賑やかに咲いてくれます。

夏の管理

暑さにはそれほど強くありませんので、株が大きくなると蒸れて枯れ込むことがあります。そこで、切り戻しをした株は、直射日光を避けて涼しいところで管理します。

ジャメスブリテニアの花

冬の管理

耐寒性がやや弱いので、冬は軒下など霜の当たらないところにおきます。

肥料

植え付け時に緩効性の肥料を用土に混ぜます。植え付け後1月ほどしたら、追肥として春と秋に、月1回程度、緩効性の固形肥料を置肥するか、週に1回程度液肥を与えます。

病気・害虫

特にないようですが、夏場、蒸れてしまうことがあります。

ページのトップに戻ります。このページのトップへ
一覧へ戻ります。一覧に戻ります。