ショウジョウソウ(猩々草) |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【ショウジョウソウについて】 |
||||||||||||||||
ショウジョウソウ(猩々草)は、アメリカの熱帯及び亜熱帯地域が原産のトウダイグサ科トウダイグサ属の春まき一年草で、ハツユキソウが近縁種です。名前の由来は、赤くなる苞が猩々(ショウジョウ)の赤い頭髪を連想させることによるものです。なお、猩々は、古代中国の空想上の獣で赤く長い髪をした猿に似た生物のことで、オランウータンとの説もあります。 耐寒性がないので一年草として扱われますが、こぼれダネからよく発芽してあちこちから顔を出します。ですので、庭に植える場合は増えすぎないように注意が必要です。 茎を切ったりすると白い乳液が出ますが、皮膚が弱い人はかぶれることがあります。 【栽培メモ】 こぼれダネからどんどん大きくなるくらいですので大変丈夫で、増えすぎるほどになっています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
||||||||||||||||
【ショウジョウソウの概要】 |
||||||||||||||||
草丈 60pほどになります。 花 花は目立ちませんが、周辺の苞が赤く色づきます。 耐寒性・耐暑性
本来は宿根草ですが、耐寒性がないので一年草として扱われます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Euphorbia・・・・・ローマ時代の医師 Euphorbusへの献名 heterophylla・・・・・「異形葉の」 |
||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
||||||||||||||||
葉に白や黄色の覆輪が入る品種があります。 |
||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 6月までに1〜2度摘芯し、草丈を低く抑えるようにします。 タネまき 十分に暖かくなった4月下旬〜5月にタネを播きます。移植を嫌うので、ポットに播いて育苗します。一度植えると、翌年はこぼれダネからひとりでに生えてきます。 植え付け ポットに根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。 花壇に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり5Lほど入れて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 20〜25pほどにします。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 背丈が伸びると倒れやすくなるので、6月までに1〜2度摘芯し、草丈を低く抑えるようにします。 花壇に植えた場合でも、夏の炎天下には、乾燥させ過ぎないよう、乾き具合を見て灌水をします。 鉢やプランターも、夏場の水やりを忘れないようにします。 肥料 花壇に植える場合は、やせ地でなければ無肥料でもよく育ちます。 鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を与えます。後は、月に1〜2回ほど液肥を与えるか、もしくは緩効性の固形肥料を少なめに与えます。 病気・害虫 特にありません。 |
||||||||||||||||
このページのトップへ 一覧に戻ります。 |