シクラメン |
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【シクラメンについて】 |
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シクラメンは、サクラソウ科シクラメン属の塊茎を持つ多年草です。花がたいへん豪華で、また、花期が長いことから冬の鉢花の中で最も人気のある花のひとつで、人気が衰えることがありません。 年末が近づいてくると、園芸店やホームセンターなどに色とりどりのシクラメンが並ぶようになりますが、これらの園芸品種は、エーゲ海沿岸地域に分布しているペロシカム(Cyclamen persicum)が元になっていると言われています。 シクラメンは夏の高温に弱いため、関東以西の温暖地では夏越しが難しいので、翌年も同じように花を咲かせるのはなかなか厳しいと言えます。 【栽培メモ】 毎年、千葉の親族から豪華なシクラメンを送ってもらって楽しんでいますが、香南市野市町ですので、翌年も同じように咲かせることは諦めています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【シクラメンの概要】 |
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草丈 一般的には20〜40pぐらいですが、最近、矮性で小型のシクラメンもよく見かけるようになりました。 花 花色は、紅、白、ピンク、赤紫などがあります。また、複色花も多く出回るようになっています。 耐寒性・耐暑性
夜間凍らない程度の温度管理で越冬可能です。ただし、購入した開花株は室内で管理する必要があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Cyclamen・・・・・ギリシャ語の cyklos (円)が語源です。 persicum・・・・・「ペルシャの」 |
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【主な種類と品種】 |
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たくさんの品種がありますので、園芸店で好みの色合いのものを購入できます。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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ここでは、開花株の管理について記載しています。 植え付け 購入する場合は、葉がなるべく多く、株が締まって、蕾が多く見られる株を購入します。開花株を購入するわけですが、植え替えは夏を乗り切ってからになります。 置き場所 開花株は、室内の日当たりのよいところにおけば、問題なく咲き続けます。夜間の暖房は必要なく、むしろ加温すると花にはよくありません。 日常の管理 シクラメンは、やや乾燥気味に育てた方が病気の発生も少なく、株も締まります。ただし、乾燥しすぎると花茎か倒れてしまいますので注意します。 長く楽しむには、早めに花がらを摘み取り、株を弱らせないようにすることが大切です。 また、そのまま育てていると、株の中心部の葉が大きくなり、花茎の一部が株の中心部から外れてくるようになります。その場合は、葉をかき分けて花茎が株の中心部に集まるようにします。 植え替え 購入した株を翌年も同じように美しく咲かせることは、一般には相当に難しいと言えます。特に、温暖地では尚更ですが、夏を無事に越すことができたら秋に植え替えます。 冬の管理 暖かくて日がよく当たる窓ぎわに置きます。夜間は、厚手のカーテンをするか部屋の中央に移します。寒い日でも暖房器具の近くに置かないようにします。温風が当たると花が傷みます。 また、シクラメンの花を長く楽しむためには、少し寒いくらいが最適で、暖房している部屋に置くことは避けた方が賢明です。 肥料 花期が長いので、2週間に1回ぐらい薄めの液肥を与えます。 病気・害虫 開花株を管理する範囲であれば、特にないようです。 |
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