宿根アリウム |
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【宿根アリウムについて】 |
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ネギ属の中で園芸として栽培されるものは、一般的には秋植えの球根ですが、宿根性のアリウムが栽培されるようになりました。それが、ここで取り上げている 'ミレニアム' ('Millenium')です。ネギ属のハイブリッドで、アリウム・ヌタンス(A. nutans)が交配元になっていると言われています。 アリウムは、通常は春に開花しますが、 'ミレニアム' は耐暑性が強く7月の終わりごろから8月に開花します。 【栽培メモ】 春にポット苗をプランターに植え付け、秋に株分けして庭に植えてみました。夏の暑さも苦にすることなく、よく育っています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【宿根アリウムの概要】 |
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草丈 30pほどです。 花 開花した花色はやや淡いピンク色ですが、カタログなどを見ると花色が濃い赤紫になっていますので栽培環境によって色合いが異なるのかもしれません。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強く、耐暑性も比較的強いと言えます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Allium・・・・・ニンニクの古ラテン名 allium に由来します nutans・・・・・「点頭の」、「うなだれた」 |
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【主な種類と品種】 |
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アリウムの他の種類は、こちらをご覧ください。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢植えで育てる場合は、過湿にならないようにします。 植え付け ポット苗は春でも秋でも植え付けできます。酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を撒いて、庭土とよく混ぜておきます。 植え付ける際は、腐葉土(又はバーク堆肥)と化成肥料を入れて、庭土を深さ30cmほど耕してから少し高畝にして植えつけます。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7:3程度に混ぜた用土に軽石砂(パーライト)を1〜2割加えた用土が一例です。 株間 15〜20pほどにしていますが、詰めて植えるとその分植え替え時期が早まります。 植え場所・置き場所 日当たりと水はけのよいところで栽培しますが、関東以西の温暖地では、午後、日陰になるようなところが適しています。 鉢やプランターで育てる場合も、夏場は、西日が遮れるところに置きます。 植え替え チャイブを育てた経験からすると、庭植えの場合は3〜4年は植えっぱなしにできそうです。株が混み合ってきたら株分けを兼ねて植え替えます。 鉢やプランターで育てる場合も、2年に1回は植え替えをします。 日常の管理 過湿を嫌いますので、鉢やプランターで育てる場合、通常の雨なら問題ないですが長雨になりそうなときは雨の当たらないところに移した方が安全です。 花が終わったら、花茎を切り取っておきます。 夏の管理 鉢やプランターで育てる場合は、夏場は用土の乾きが早いので水やりを怠らないようにします。 冬の管理 耐寒性がありますので、霜除け等は必要ありません。また、鉢やプランターで育てる場合も、戸外で冬を越します。 肥料 春に緩効性の化成肥料を与えます。 病気・害虫 特にはないようです。 |
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