ジニア・リネアリス |
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【ジニア・リネアリスについて】 |
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ジニア・リネアリスは、メキシコ原産のキク科ヒャクニチソウ属の春まき一年草で、細葉百日草とも呼ばれます。一般的に、単に百日草と言う場合は、ジニア・エレガンスを指しますが、ジニア・リネアリスは、百日草とは別種です。 写真のように葉が細長いところが特徴で、また、ヒャクニチソウはウドンコ病に弱いですが、リネアリスはウドンコ病に強く、大変丈夫で長い間花が咲いてくれます。 ちなみに、「リネアリス(linearis)」は「線形の」、あるいは「線状の」という意味ですが、今の種小名は、アングスティフォリア(angustifolia)になっています。その意味は同じです。 なお、百日草とジニア・リネアリスの交配種であるジニア・プロフュージョンが「サカタのタネ」から発売されていて、こちらもよく栽培されます。 【栽培メモ】 タネから育てたところ、育苗は簡単でしたし、ウドンコ病が発生しないこともありがたかったです。 |
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【ジニア・リネアリスの概要】 |
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![]() 草丈 草丈は、30p前後です。 花 ジニア・リネアリスは、一重の品種が多いですが多花性です。 色は、白、黄、橙の外、濃桃色があります。 耐寒性・耐暑性
日差しと高温を好み、耐暑性が強いので初夏から晩秋まで咲き続けます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Zinnia angustifolia 学名の説明 Zinnia・・・・・18世紀のドイツの植物学者 Johann Gottfried Zinn への献名 angustifolia・・・・・angusti(狭い、細い)+ folium(葉)が語源です。 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 日当たりのよいところで育てます。 タネまき タネは大きく、苗を育てるのは容易です。百日草と同様、発芽温度が比較的高いので、あまり早く播くよりも、4月になって播いた方が無難です。早く播く場合は、フレームなどで播いて管理します。箱まきにして、覆土はタネが隠れる程度にします。 発芽後、本葉3〜4枚になったらポリポットなどに植え替えて育苗します。 植え付け ![]() 本葉が5〜6枚になってポリポットの底に根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。遅くまで咲くので、多少、定植の時期が遅くなっても、花を楽しむことができますが、株張りのよい株に育てようとするなら、早めに定植します。 花壇に植える場合は、酸性土壌を嫌いますので植えつけの前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて耕しておきます。定植する際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、化成肥料も撒いて深さ30pほど耕してから植え付けます。 鉢やプランターで花を楽しむ場合は、園芸店やホームセンターでポット苗が販売されていますので、これを買って育てると簡単です。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 25〜30pの間隔をとって植え込みます。60cmの標準のプランターの場合は、3株が目安です。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 鉢やプランターで育てる場合は、あまり乾燥させすぎないようにします。特に夏場は鉢土が乾きやすいので注意します。花壇に植えた場合でも、晴天が続いてあまりに乾燥すると株が衰弱しますので、葉がしおれてきたら、たっぷりと灌水をしてやります。 終わった花は、早めに取り除くと長く楽しむことができます。 肥料 花壇に植えるときは、1u当たり化成肥料を50gほど施します。また、開花期間が長いので、月1回ほど追肥します。 ![]() 市販の草花用の培養土を使って鉢やプランターに植え付けるときは、培養土に元肥が入っていますので、植えつけ後、1月ほどしたら緩効性の固形肥料を定期的に置肥するか、もしくは、液肥を2週間に1回程度与えます。 用土を調整したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、同様に追肥をします。 病気・害虫 百日草はウドンコ病が発生しやすいのですが、ジニア・リネアリスはほとんど発生しません。ただし、高温多湿になると、一部ですが、蒸れて株がダメになる場合があります。 |
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