サンゴシトウ

サンゴシトウの花
写真 サンゴシトウ
撮影時期 2017.6.10
撮影場所 野市中学校にて

科名

マメ科

属名

デイゴ属

学名

Erythrina × bidwillii

園芸分類

落葉中木

別名

ヒシバデイゴ

原産地

(園芸種)

主な用途

庭植え

花期

6〜9月

【サンゴシトウについて】

サンゴシトウ(珊瑚刺桐)は、オーストラリアのシドニー植物園で、アメリカデイゴと北アメリカ原産のヘルバケア(Erythrina herbacae)を交配して作られた園芸種です。

アメリカデイゴと間違われることがありますが、別名をヒシバデイゴというように葉の形が菱形に近いことと、アメリカデイゴと異なり、サンゴシトウの旗弁は完全に開かずに花が筒状になることで見分けられます。

【栽培メモ】

写真は、私の母校の野市中学校(通っていたころとは、学校の場所が変わっています。)に咲いていたものですが、栽培法としては、アメリカデイゴと同様と思われます。

【育て方は下へ ↓ 】

【サンゴシトウの概要】

樹高

放任すると3mほどになります。枝に棘があるので、剪定などが少し面倒です。

長く伸びた花茎に、花径5pほどの赤色の花をたくさん付けます。

アメリカデイゴと異なり、サンゴシトウの旗弁は完全に開かないので、花が筒状になります。

サンゴシトウの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 強い

耐寒性はだいたいアメリカデイゴと同じで、関東地方以西の太平洋岸地域でないと栽培は困難かと思われます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

(温暖地では)やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Erythrina・・・・・「赤色の」

bidwillii・・・・・ 19世紀にニュージーランドとオーストラリアで活動したイギリス人の植物学者 John Carne Bidwill に因みます。

【主な種類と品種】

アメリカデイゴは、こちらをご覧ください。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 広い空間がある場合を除き、毎年強剪定をする必要があります。

植え付け

暖かくなった4月以降に植えつけます。温暖地では、株が大きくなりますので相当の空間が必要になります。

サンゴシトウの花

植え場所

日当たりと水はけのよいところを選びます。

剪定

非常に大きくなるので、特に広い空間がある場合を除き、毎年強剪定をする必要があります。

花は、その年に伸びた枝の先に咲きますので、冬の間に済ませておきます。

肥料

勢いがよい木なので、肥料は特に必要ではありません。

病気・害虫

特にありません。

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