サマーブーケ

サマーブーケの花
写真 サマーブーケ
撮影時期 2021.8.4
栽培状況 鉢植え

科名

キョウチクトウ科

属名

ウルエキテス属

学名

Urechites lutea

園芸分類

つる性低木

別名

ワイルドアラマンダ
イエローマンデビラ

原産地

アメリカ南部、中米

主な用途

鉢植え

花期

7〜11月

【サマーブーケについて】

サマーブーケは、フロリダやカリブ海地域原産のキョウチクトウ科ウルエキテス属のつる性低木で、夏に爽やかな黄色の花が咲きます。つる性で、耐寒性が弱いことから、通常は、鉢植えにして、あんどん仕立てで栽培されます。

ところで、園芸店やホームセンターでは、サマーブーケという名前で販売されていますので、マンデビラの品種名のような扱いですが、サマーブーケというのは流通名です。マンデビラとは属が異なり、別名をワイルドアラマンダというように、むしろ、アラマンダに似ている印象を受けます。

【栽培メモ】

3号ポットに植わった小さな苗木を購入して育てていましたが、気温が上がってるにつれつるの伸びが旺盛になってきて、6号から8号の鉢に植え替えました。花は、7月下旬に咲き始めました。

【育て方は下へ ↓ 】

【サマーブーケの概要】

樹高

つる性で、気温が上がってくると、つるの伸びが旺盛になります。

花径6〜7pほどの爽やかな一重の黄色の花が咲きます。

サマーブーケの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐寒性はかなり弱く、土間に入れていましたが枯れてしまいました。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Urechites・・・・・(※ 不詳)

lutea・・・・・「黄色の」

【主な種類と品種】

アラマンダやマンデビラが近縁種です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 生育期間中は、水切れをさせないようにします。

※ つる性ですので、誘引作業を怠らないようにします。

植え付け

春に園芸店やホームセンターに、3〜4号ほどのポットに植えられた小さな苗木が販売されていますので、これを買って、当初は6号鉢程度の鉢に植え付けます。耐寒性がないことと、つる性ですので、一般的には、鉢植えにしてあんどん仕立てで栽培します。

苗木を見ると、あまり大きくなる印象を受けませんが、気温が上がるにつれて、つるがどんどん伸びてきますので、90pの高さのあんどん支柱が適しています。

また、庭植えにして、フェンスやネットに這わせて栽培することもできます。

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土若しくはバーク堆肥を7対3程度に混ぜた用土などを使います。

サマーブーケの花

植え替え

丈夫で根の張りもよいので、6号鉢に根が回ってきたら、根鉢を崩さないようにして8号鉢に植え替えます。

年を越した株は、毎年、春に植え替えるようにします。時期は、枝が伸び始める前に行います。

鉢から抜いて、表土と根鉢の古い土を適宜に落とし、伸びすぎた根も切り戻して、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。

置き場所

高温と日当たりを好みますので、春から秋はよく日の当たるところに置いて育てます。

日常の管理

春から秋にかけてよく生育しますので、つるが伸びるにつれて誘引していきます。また、生育期間中は水切れを起こさないようにし、土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。

剪定

その年に伸びる枝に花が咲きますので、伸びてきた枝を切ると花が咲きません。剪定は、冬に室内に取り込む際に行います。

枝を切ると白い樹液が出てきますので、作業をするときは手袋をします。手に付いたら、すぐに洗っておいた方が無難です。

冬の管理

耐寒性がないので、霜の降りる前に室内に取り込みます。水やりは、ごく控えめにします。

肥料

生育期間中は、緩効性の固形肥料を定期的に置肥するか、液肥を2週間に1回程度与えます。

病気・害虫

アブラムシやカイガラムシが付くことがあります。

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