コルムネア |
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【コルムネアについて】 |
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コルムネアは、熱帯アメリカや西インド諸島に自生するイワタバコ科コルムネア属の半つる性の多年草で、耐寒性はありません。また、日差しが直接当たると葉焼けしますので、明るい日陰で生育します。 あまり見かけることはありませんが、園芸店やホームセンターなどでは吊り鉢にして売られているのをたまに見かけます。花は冬から春にかけて咲くとされていることもありますが、耐寒性がないので、おそらく温室での開花時期か、あるいは、品種によって異なるのかもしれません。 【栽培メモ】 いっとき、日の当たる環境に置いてあったところ、成育が段々と悪くなり、結局、冬が来る前に枯れてしまいました。長雨に当ててしまい、過湿になったことも原因のようです。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【コルムネアの概要】 |
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草丈 コルムネアは、半つる性で上に伸びず下に垂れます。 花 筒状の花が特徴です。花色は赤花が一般的ですが、黄色の花が咲く品種も売られています。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はありません。耐暑性はありますが強い日差しを嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:比較的やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(耐寒性が弱いので)やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Columnea・・・・・17世紀の植物学者 Fabius Columna に因みます。 hirta・・・・・「毛の多い」、「有毛の」 |
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【主な種類と品種】 |
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一般には赤花のヒルタ(C. hirta)をよく見かけますが、黄色やオレンジの花が咲く品種もあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 年間を通して明るい日陰に置くようにします。 植え付け 3〜8月頃に開花株が園芸店やホームセンターなどに出回りますので、これを買って育てます。耐寒性がないので、鉢での栽培になりますが、茎が垂れますので通常は吊り鉢にして育てます。 購入した株の鉢が小さくて根詰まり気味のときは、あまり根鉢を崩さないようにして、一回り大きめの鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。赤玉土、軽石砂、腐葉土若しくはバーク堆肥を4:3:3程度に混ぜた用土が一例です。 置き場所 直射光を嫌いますので、年間を通して明るい日陰に置くようにします。 植え替え 植え替えは5月頃に行いますが、その際、伸びた枝を切り戻しておきます。 日常の管理 鉢の表土が乾いてから水やりします。過湿を嫌いますが、空気が乾燥する時期は、時々霧吹きで葉水を与えるようにします。 夏の管理 夏は直射日光が当たらない涼しいところに置くようにします。 冬の管理 耐寒性が弱いので、関東以西の温暖地でも、冬は室内に取り込みます。冬でも窓越しに日が当たると葉焼けすることがありますのでレースのカーテンを引いておきます。 水やりは控え、乾燥気味に管理します。 ふやし方 挿し芽で増やすことができます。6月ごろにバーミキュライトなどに挿します。 肥料 生育期間中に2ヶ月に1回程度、緩効性の固形肥料を置肥をするか、ときどき液肥を与えます。 病気・害虫 カイガラムシが付くことがあります。 |
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