コリダリス |
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【コリダリスについて】 |
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コリダリスというのは属名で、ケシ科キケマン属の多年草です。この属の中では、エゾエンゴサク(Corydalis ambigua)やキケマン(C. heterocarpa var. japonica)が日本にも自生していますが、園芸上は、青い花が咲く中国四川省原産の青花ケマンソウ(ヒマラヤエンゴサク)がよく栽培されています。 なお、エンゴサクというのは、漢名の「延胡索」を音読みしたものです。また、ケマンというのは、仏前を飾る金属製のつくりものである「華まん」に由来します。 青花ケマンソウの中で比較的手に入りやすいのは、写真の‘チャイナブルー'という品種で、鮮やかな青色がとても魅力的です。残念ながら耐暑性が弱いので、関東以西の温暖地で育てる場合、夏を越すのはやや難しいと言えます。 【栽培メモ】 庭植えにして栽培したところでは、充実した株だったので1年目に花を楽しむことができましたが、花が終わるとそのうちに地上部が枯れてしまいました。 次に、鉢植えで育てましたが、花はよく咲きましたが、昨今の猛暑で、残念ながら、このときもやはり夏に枯れてしまいました。とはいえ、一年ものと割り切れば、青い花はとても魅力があります。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【青花ケマンソウの概要】 |
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草丈 30p程度とあまり大きくなりません。 花 花は写真のようにユニークな形をしており、鮮やかな青色の花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強いですが、耐暑性は弱いです。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい 苗を購入して花を楽しむだけなら:比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Corydalis・・・・・ギリシャ語の kordalis(ひばり)が語源です。 flexuosa・・・・・「波状の」、「ジグザクの」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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ここでは、青花ケマンソウの育て方について記載しています。 栽培のポイント ※ 鉢やプランターに植えた場合は、半日陰で、夏は明るい日陰で育てます。 植え付け 園芸店やホームセンターなどにはあまり出てきませんので、種苗会社のカタログやネットを通じて購入します。植え付けは、10月〜11月、又は3月ごろが適期です。 耐暑性が弱いので、温暖地では、季節に応じて移動できる鉢やプランターに植えた方が管理しやすいです。 鉢植えの用土 水はけのよいことが大切で、市販の山野草用培養土が適しています。 赤玉土と鹿沼土を等量に混ぜた用土でもかまいませんが、微塵を必ず除くようにします。 植え場所・置き場所 耐陰性がありますので、鉢やプランターに植えた場合は半日陰に、夏は明るい日陰に置きます。 庭植えにする場合は、夏は日陰になる落葉樹の下などが適しています。 植え替え 夏を越すことができれば、10〜11月ごろが植え替えの適期です。ただし、関東以西の温暖地では、庭植えで夏を越すのは厳しいと言えます。 日常の管理 鉢植えは、過湿にならないようにします。 夏の管理 夏は、風通しのよい明るい日陰に置きます。それでも、関東以西の温暖地では、夏に枯れてしまう場合があります。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら午前中に水やりをします。 肥料 春先に緩効性の化成肥料を置肥します。後は、生育期間中に月に1〜2回ほど薄めの液肥を与えます。 病気・害虫 特にはないようですが、高温多湿で枯れてしまうことがあります。 |
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