ゴールドコイン |
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【ゴールドコインについて】 |
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ゴールドコインは、北アフリカのアルジェリア、モロッコ、チュニジアが原産のキク科パレニス属の多年草で、一般には、英名のゴールドコインという名前で売られています。黄色の鮮やかな花が金貨のように見えることが名前の由来です。 園芸店やホームセンターなどでは、春先になると開花株がよく出回るようになります。耐暑性はそれほど強くありませんが、夏場涼しいところに植えれば、関東以西の温暖地でも宿根します。ただし、短命な多年草と言えます。 なお、本種は、以前はアステリスカス属とされていましたので、その属名で呼ばれることがあります。 【栽培メモ】 春に買った株を、午後、日陰になるところに植えてあったところ、何とか夏を乗り越えましたので、耐暑性はそれほど弱くはないようです。ただし、大株になると蒸れに弱いようで、以前に買った株も3年ほどして夏に枯れてしまいました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ゴールドコインの概要】 |
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草丈 草丈は20〜25pほどになります。 花 名前のように、一重の黄色の花を咲かせます。花径は4p程度です。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強いですが、耐暑性はそれほど強くありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Asteriscus・・・・・ギリシャ語の asteriskos(小さな星)が語源です。 Pallenis・・・・・アテナパレニス神殿があるギリシャの地域から maritimum・・・・・「海辺の」、「海岸の」 |
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【主な種類と品種】 |
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この属には6種ほどありますが、栽培、流通しているのは本種のみです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 蒸れに弱いので、夏が来る前に切り戻しをしておきます。 植え付け 春先に園芸店やホームセンターなどに出てきますので、これを買って育てます。ポット苗が多いですが、この場合は根詰まりしないよう早めに花壇や鉢などに植え付けます。 花壇に植えるときは、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3〜4割程度の腐葉土もしくはバーク堆肥と化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 花壇でも楽しめますが、株はそれほど大きくならないので鉢やプランターで育てるのに向いています。 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところを好みますが、夏の高温多湿を嫌いますのでので、午後は日陰になるようなところが適しています。 鉢やプランターに植える場合は、夏場を除いて、日当たりのよいところ、もしくは半日陰で育てます。 日常の管理 過湿に弱いので、鉢やプランターで育てる場合は、水のやりすぎに注意します。 終わった花を残しておくと見苦しいですし、株の負担にもなりますので、早めに取り除きます。 夏の管理 蒸れに弱いので、夏が来る前に切り戻しをしておきます。 鉢やプランターは、明るい日陰に移します。 冬の管理 耐寒性がありますので、温暖地では花壇に植えた株はそのまま冬を越しますが、それ以外の地域は霜除けをした方が安全です。鉢やプランターは、霜の当たらない軒下などに移します。 ふやし方 6月又は9月頃に挿し芽で増やすことができます。長さ5cmほどの挿し穂をつくりバーミキュライトなどに挿します。 肥料 鉢やプランターで育てる場合は、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与えます。その後は、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 花壇に植えている場合は、春先に緩効性の化成肥料を株元に撒いておきます。 病気・害虫 アブラムシがつくことがあります。 |
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