コーカサスマツムシソウ |
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【コーカサスマツムシソウについて】 |
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コーカサスマツムシソウは、その名のとおりコーカサス、そしてトルコ北部やイラン北部が原産のマツムシソウ科マツムシソウ属の宿根草です。ただし、冷涼な気候を好み高温多湿を嫌いますので、寒冷地以外は夏が来る前に枯れてしまい、通常は秋まき一年草として扱われます。 長い花茎が伸びて、その先に、大輪で花弁が広い平らな感じの花が咲きます。セイヨウマツムシソウは、花が盛り上がるように咲きますので、見分けがつきます。 【栽培メモ】 セイヨウマツムシソウと同様育てやすいと言えます。花壇に植えてからの成育は比較的ゆっくりですが、暖かくなると成育が早くなり美しい花が咲きました。なお、厳冬期には、農ポリでトンネルをしています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【コーカサスマツムシソウの概要】 |
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草丈 80cm〜1mほどになります。 花 とても長い花茎が伸びて、その先に、大輪で花弁が広い平らな感じの花が咲きます。花径は8〜9pほどです。 耐寒性・耐暑性
どちらかというと、冷涼な気候を好みます。本来、宿根草ですが、耐暑性は弱く温暖地では宿根させることは困難です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Scabiosa・・・・scabies(疥癬)が語源です。変な属名ですが、この属の植物が疥癬に薬効があるとされたことに由来しています。 caucasica・・・・・「コーカサスの」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ タネから育てる場合は、布に包んで水に浸け、よく揉んでから播きます。 タネまき 通常は秋まきで、9月下旬〜10月上旬に箱まきにするかポットなどに直接まきます。覆土は2〜3mmほどにします。 タネは殻の中に入っていますので、そのままではなかなか発芽しないため、布に包んで水に浸け、よく揉んでから播きます。 箱まきは、発芽後、本葉が3〜4枚のころにポットや小鉢に植え替えます。ポットに直接播いた場合は、発芽後、徐々に間引いて、丈夫な苗を1本残します。 植え付け ポットの底に根が回ってきたら、花壇やプランターなどに定植します。 植えつけ前に苦土石灰を1u当たり50〜100g程度撒いて耕しておきます。 花壇に定植する際は、腐葉土(又はバーク堆肥)1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 25pほどの株間とします。標準のプランターの場合は3株が目安です。 植え場所・置き場所 日当たりと排水のよいところを好みます。鉢やプランターなども日当たりのよいところで育てます。 日常の管理 長い花茎を伸ばしますので、株が傾いてきたら支柱を立ててやります。 花ガラをそのままにしておくと見栄えが悪くなりますので、元のところから切り取っておきます。 冬の管理 耐寒性がありますので、本来、霜除け等は必要ありません。ただし、厳冬期に不織布でトンネルをしたところ、春先からの成長が早く、株が充実して大変よく咲いてくれました。 肥料 肥料はあまり必要としません。花壇に植えるときは化成肥料を1u当たり30gほど施します。肥料を与えすぎると伸びすぎて倒伏しやすくなります。 鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、暖かくなったら2週間に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 特にありません。 |
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