コツラ Cotula

コツラの花
写真 コツラ・コロノピフォリア
撮影時期 2011.5.8
栽培状況 秋まき後、プランターで栽培
科名・属名

キク科
コツラ属

園芸分類

秋まき一年草、宿根草

別名

カゲロウソウ
花ほたる

原産地

南アフリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

3〜5月

【コツラについて】

コツラは、新しい品種なのか、古い園芸図書などには出ていません。長い花茎が伸びて、その咲きに黄色の花が咲きます。園芸店などで、花ホタルという名前でも売られています。

なお、ギンバカゲロウソウ(銀葉陽炎草)と呼ばれる匍匐性の品種は、灰白色の葉が美しい種類で寄せ植えなどにも利用されます。

栽培したところでは、コツラ・コロノピフォリアのタネが国華園から出ていましたので、まいてみたところ、よく咲いてくれました。もっとも、花壇に植える場所がなかったのでプランターで育てましたが、這性で横に広がりますので花壇で植えると、なお、よかったと思いました。

【花の特徴と性質】

草丈

15pほどです。

長い花茎が伸びて、その咲きに花径1〜1.5pほどの黄色の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強いですが、耐暑性は弱いようです。

学名の説明

Cotula・・・・・ギリシャ語の kotyle(小さなカップ)が語源です。

barbata・・・・・「ヒゲのある」、「長い軟毛のある」

coronopifolia・・・・・「カラクサナズナ属(Coronopus)のような葉を持つ」

hispida・・・・・「剛毛のある」、「刺毛のある」

【主な種類と品種】

バルバータ
C. barbata

カゲロウソウ(陽炎草)あるいは花ホタルと呼ばれる種類です。黄色の花で葉が柔らかいところが特徴です。耐暑性が弱く一年草として扱われます。(写真下)

コロノピフォリア
C. coronopifolia

黄色の花で、バルバータと同じく夏には枯れてしまう一年草ですが、這性で葉がバルバータ種と比較すると堅くごつごつしています。タネが出ており、タネから育てられます。

ヒスピタ
C. hispida

ギンバカゲロウソウ(銀葉陽炎草)と呼ばれ、灰白色の葉が美しい種類です。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

コロノピフォリアは、タネから育てることができます。発芽適温が15〜20度ですので、9月下旬〜10月中旬にまきます。

育苗箱にまき、ごく薄く覆土をします。発芽まで時間がかかる場合がありますので、その間、底面吸水又は霧吹きをして水分を保ちます。

発芽後、本葉が2〜3枚のころにポットか小鉢に植え替えて苗を育てます。

植え付け

タネから育てた株は、ポットの底に根が回ったら定植します。株があまり大きくならず、また、暑さに弱いので花壇に植えるよりも鉢やプランターでの栽培に向いています。

コツラの花

春にバルバータの苗が園芸店やホームセンターなどに出ていますが、ポット苗を買った場合は、早めに大き目の鉢やプランターに植え替えます。

鉢植えの用土

市販の園芸用培養土に軽石砂あるいはパーライトを2割ほど加えた用土などを使います。

株間

20cmほどにします。

置き場所

日当たりを好みますので、秋から春は日当たりのよい場所に置きます。

その一方で、暑さを嫌いますので、夏は極力風通しのよい半日陰に置きます。ただし、一年草タイプのものは夏には枯れてしまいます。

日常の管理

多湿を嫌いますが、コロノピフォリアは逆に乾燥を嫌いますので十分に水やりをします。

終わった花はこまめにつみ取ります。

冬の管理

耐寒性はありますが、鉢やプランターは霜の当たらない軒下などに置き、水やりは控えめにします。

肥料

緩効性の肥料を与えますが、多肥にする必要はありません。

病気・害虫

特にはないようです。

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