コレオプシス Coreopsis

コレオプシスの花
写真 'グレースフルドリーム'
撮影時期 2004.6.20
栽培状況 庭植え
科名・属名

キク科
コレオプシス属

園芸分類

秋まき一年草、宿根草

別名

(特にありません)

原産地

北米東南部 南・北アメリカ 熱帯アフリカなど

用途

庭植え、鉢植え

花期

6〜9月

【コレオプシスについて】

コレオプシス属(ハルシャギク属)は、北アメリカを中心に100種類ほどの植物があるようですが、園芸的には、大きく一年草と宿根草に分けることができます。

一年草では、ハルシャギクC. tinctoria)やキンケイギクC. drummondii )がよく栽培されます。

宿根草では、イトバハルシャギクC. verticillata)やコレオプシス・ロゼアの園芸品種がありますが、最近は、種間交配によっていろいろな園芸品種が出回るようになり、花壇やプランターに利用されています。

宿根草のうち、イトバハルシャギクは、別に掲載していますので、ここでは、コレオプシス・ロゼア(C. rosea)の園芸品種とコレオプシスの種間交配種を取り上げています。なお、オオキンケイギク(C. laneolata)は、あまりの繁殖力の強さから特定外来生物に指定され、栽培が禁止されていますのでご注意願います。

栽培したところでは、いずれも、丈夫で栽培は容易でした。ただし、耐暑性がやや弱いく、夏に枯れてしまったものもありましたが、品種にもよるのかなと思います。

【花の特徴と性質】

コレオプシスの花

草丈

40〜50pほどになります。

ひとつの花は小さいですが、花付きがよいのでよく咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性はありますが、暑さにはやや弱く、夏に枯れてしまうものもあります。

ただし、耐暑性は品種にもよります。

学名の説明

Coreopsis・・・・・ギリシャ語の koris(ナンキンムシ)+ opsis(・・・に似た)が語源です。
※ 美しい花にしては変な学名ですが、果実が南京虫に似ていることがその由来です。

rosea・・・・・「バラ色の」

【主な種類と品種】

種苗会社のカタログを見ると、下に記載した以外にいろいろな園芸品種が出ています。

‘グレースフルドリーム'
C. rosea 'Graceful Dream'

ダークレッドに白の覆輪が鮮やかな品種です。

‘スイートドリーム'
C. rosea 'Sweet Dreams'

淡桃色地に中心が濃赤色の美しい品種です。

‘スタークラスター'
'Star Cluster'

白地で、中心にブロッチが入ります。(写真:上から2枚目)

‘ルビーフロスト'
'Ruby Frost'

濃い赤色に白の覆輪が入ります。(写真:下から2枚目)

‘ライムロックルビー'
'Limerock Ruby'

コレオプシス属の種間交配種です。草丈は40p前後で、ルビーレッドの花がたくさん咲きます。(写真:最下段)

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

コレオプシスは、花壇に植えても鉢植えでも楽しめます。園芸店やホームセンターなどでは、ポット苗を春によく見かけますが、秋にも見かけることがあります。関東以西の暖地では9月ごろに植えてつけても、十分に花を楽しむことができます。

花壇に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢やプランターに植える場合は、ポット苗や小さい鉢に植えられている苗を購入したら、できるだけ早く植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

コレオプシスの花

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

夏の高温多湿をやや苦手としますので、暖地では、夏の西日が避けれるようなところが最適です。

鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きますが、夏場は半日陰に置いて鉢が乾きすぎるのを防ぎます。

植え替え

鉢やプランターに植えている場合は、毎年、若しくは2年に1回は株分けを兼ねて植え替えます。

時期は、3〜4月又は10月ごろが適期です。

日常の管理

鉢植えの場合は、過湿にならないよう鉢土の表面が乾いてから水やりをします。

夏場の蒸れに弱いので、花がひととおり終わったら、思い切って半分程度に切り戻しをしておきます。

冬の管理

冬には地上部が枯れますので、冬が来たら地際から切り取っておきます。

耐寒性がありますので、暖地では花壇に植えても霜除け等は必要ありません。ただし、寒冷地は霜除けをしたほうが安心です。

コレオプシスの花

ふやし方

植え替えの時に、株分けで増やすことができます。

肥料

肥料はあまり必要としません。花壇に植えた場合は、3〜5月と10月に少量の固形肥料を置き肥します。

鉢やプランターに植えた場合は、市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、成育期間中は、夏場を除き、液肥を2週間に1回程度施します。

用土を調整したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、同様に液肥を与えます。

病気・害虫

風通しが悪いと、うどんこ病、灰色かび病が発生することがあります。また、暖地では、夏の高温多湿で株が蒸れて枯れることがあります。

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