クンゼア |
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【クンゼアについて】 |
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クンゼアは、オーストラリア原産のフトモモ科クンゼア属の半耐寒性の常緑低木です。よく見かけるのは、ホワイトクンゼア(Kunzea ambigua)ですが、この木は、枝がしだれて白い花がたくさん咲きますので、オーストラリア原産の花木の中では、やや変わった樹形をしてます。 クンゼア属の中では、本種のほかに、カヌカやスカーレットクンゼア、バイオレットクンゼアなどもありますが、ほとんど流通していません。 【栽培メモ】 ホワイトクンゼアを庭植えにして栽培したところ、2015年はマイナス3度の日がありましたが、家の南側に植えていたこともあり、無事に冬を越しました。また、夏の高温多湿にも強く問題なく育っていました。 下の部分が寂しくなったので、思い切って刈り込んだところ、強く剪定しすぎたためか、その後、枯れてしまいました。それでも、庭に植えてから比較的長く楽しめました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【クンゼアの概要】 |
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樹高 【主な種類と品種】を参照してください。 花 【主な種類と品種】を参照してください。 耐寒性・耐暑性
耐暑性はありますが、耐寒性はやや弱く庭植えできるのは関東以西の暖地です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Kunzea・・・・・ドイツの植物学者 Gustav Kunze への献名 ericoides・・・・・「エリカに似た」 baxteri・・・・・19世紀に西オーストラリアで活動したイギリス人の植物採集家 William Baxter への献名 parvifolia・・・・・「小さい葉の」 ambigua・・・・・「曖昧な」、「不明瞭な」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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ここでは、ホワイトクンゼアについて記載しています。 栽培のポイント ※ ホワイトクンゼアは、枝が垂れてきますのでしっかりした支柱を立て、幹を支えるようにします。 植え付け 比較的耐寒性がありますが、十分に根を張っていないと関東以西の温暖地でも寒さで傷むことがありますので、遅霜の恐れがなくなってから植えつけると安全です。 庭に植えるときは、苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植え付け後はタップリと水やりをして、支柱を立てておきます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います 植え場所・置き場所 庭に植えるときは、日当たりと水はけのよいところに植えつけます。鉢植えも日当りのよいところで育てます。 植え替え 鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きめの鉢やプランターに植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。 日常の管理 過湿は避けますが水切れを嫌いますので、鉢植えは、夏場の水切れに注意します。 ホワイトクンゼアは、枝が垂れてきますのでしっかりした支柱を立て、幹を支えるようにします。 剪定 伸びすぎた枝などを花後に剪定します。軽い剪定にとどめ、強剪定は避けた方が無難です。 冬の管理 温暖地では、庭植えでも特に霜除けは必要ありませんが、寒さが気になる場合は、根元を腐葉土(又はバーク堆肥)などでマルチングをするなど霜除けをします。 鉢植えは、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは控えめにします。 肥料 それほど多肥にする必要はありません。春と秋に緩効性肥料を株元に与えます。 病気・害虫 特にはないようです。 |
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