クリスマスブッシュ

クリスマスブッシュの花
写真 クリスマスブッシュ
撮影時期 2023.6.7
栽培状況 鉢植え

科名

クノニア科

属名

ケラトペタラム属

学名

Ceratopetalum gummiferum

園芸分類

常緑中高木

別名

(特にありません)

原産地

オーストラリア

主な用途

鉢植え、庭植え

花期

5〜7月

【クリスマスブッシュについて】

クリスマスブッシュは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州原産のクノニア科の常緑中高木で、現地ではかなり大きくなるようです。日本では4月から5月に咲きますが、現地では11〜1月に開花することからこの名前が付いています。

最近、鉢植えで出回っていますが、つぼみは早くから付いて、4月から5月にかけて白い花が咲きます。花が終わった後でガクが大きくなって赤く色づいてきます。花よりも、赤く色づいたガクが格段に美しいので、こちらの方が観賞価値が高いと言えます。

【栽培メモ】

春に苗木を購入して鉢植えで育てていますが、鉢植えだとそれほど大きくなりません。耐寒性も強くはありませんが、冬場は土間に入れていたところ冬を越しました。花は木が小さいうちからよく咲きます。上の写真で80pほどです。

ガクは5月に色づき始め、6月になって見頃になりました。

ラベルには温暖地であれば庭植えも可能とされていますが、こちらの方は未確認です。

【育て方は下へ ↓ 】

【クリスマスブッシュの概要】

樹高

現地では6m近くなるようです。40pほどの苗木を春に6号鉢に植えて、さらに翌年に8号鉢に植え替えましたが、開花時には80pほどになっています。

ある程度のところで樹高を抑えれば、鉢植えでも十分に育てられそうです。

上2枚の写真で赤く花のように見えるのは、ガクです。本当の花は、下の写真のように花径が1pにも満たない小さな白花です。

クリスマスブッシュの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 比較的強い

耐寒性はあまり強くないので、冬は室内に入れる必要があります。耐暑性は比較的強いと言えます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Ceratopetalum・・・・・ギリシャ語の cerato(角)+ petalum(花弁、花びら)が語源です。

gummiferum・・・・・「ゴムを生じる」

【主な種類と品種】

ガクが朱赤になる品種が出回っています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 過湿を嫌いますが、乾燥させすぎるとダメージが大きいので注意します。

植え付け

耐寒性が弱いことと過湿を嫌いますので、鉢植えで育てます。

通常、6月頃にガクが美しく色づいた株が出回ります。鉢が小さいものが多いようなので、そういう場合は、根鉢を崩さないようにして、大きめの鉢に植え替えます。

また、ネットでは苗木も販売されていますので、樹高が40〜50pほどのものであれば、6〜7号鉢に植え付けます。

鉢植えの用土

水はけのよい用土を好みます。私は、赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥を4:4:2程度に混ぜた用土に植えていましたが、比較的よく育っています。

クリスマスブッシュの花

置き場所

春と秋は日当たりのよいところに置きます。

植え替え

クリスマスブッシュは、根の張りがそれほど旺盛ではありませんので、2年に1回を目安に植え替えます。

9月下旬〜10月中旬頃に、根鉢をあまり崩さないようにして植え替えます。

日常の管理

過湿に弱いですが、逆に、水切れすると株がとても弱りますので注意します。

夏の管理

夏の強光を嫌いますので、夏場は半日陰に置きます。午前中に日の当たるところに置いてありましたが、特に葉焼けすることはありませんでした。

冬の管理

耐寒性は、それほど強くないようですので、冬は室内の日当たりのよい場所が安全です。水やりは控えめにします。

肥料

肥料は控えめにします。春先と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

特にないようです。

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