クリサンセマム |
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【クリサンセマム・パルドサムについて】 |
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クリサンセマム・パルドサムは、北アフリカ原産の秋まき一年草です。寒さにも強く、丈夫で栽培しやすいので、花壇に植えても、草丈が低いので鉢やプランターで栽培するのにも適しています。また、何株かまとめて植えたり、他の草花と組み合わせたりと、利用価値の高い花です。 さらに、花期が長いことに加えて、こぼれダネから発芽しますので、毎年花を楽しむことができます。 なお、本種はクリサンセマム属からフランスギク属に変更になっていますが、以前の属名のクリサンセマムが定着していますので、現在もこの名前で流通しています。ノースポールと呼ばれることもあります。 種小名のパルドサムというのは「沼地に生ずる」という意味ですが、栽培されているものは、必ずしもそうした環境は必要としません。 また、黄色の花が咲くムルチコーレも、以前は、パルドサムと同様クリサンセマム属に分類されていましたが、今は、別属にされています。 【栽培メモ】 タネから育ててみましたが、発芽もよく、とても育てやすかったです。耐寒性もありますので、定植後も栽培は至って簡単でした。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【クリサンセマムの概要】 |
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草丈 15〜20p程度です。 花 花径は2〜3pで一重です。分枝性に富み、多花性なので最盛期は、カーペットを敷き詰めたようになりたいへん見事です。 花期も長いので長く楽しめます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性が強いので、温暖地では露地で越冬し、2月頃から咲き始めます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Chrysanthemum・・・・・ギリシャ語の chrysos(黄金)+ anthemon(花)を語源とする古代ギリシャの植物名 chrysanthemon に由来します。 paludosum・・・・・「沼地に生ずる」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 日当たりのよいところで育てます。 ※ 定植の際、摘芯をして枝数を増やすようにします。 タネまき タネまきは、温暖地では9月中旬〜10月上旬、寒地では3月中旬〜4月上旬が適期です。発芽適温が15〜20度とやや低いので、秋まきのときは早すぎないようにします。 育苗箱にまき、タネが隠れる程度にごく薄く覆土します。発芽後、本葉が3〜4枚になったらポリポットに植え替えて苗を育てます。 植え付け タネから育てた株は、ポットに根が回ってきたら花壇やプランターなどに定植します。 花壇に植える場合は、植えつけ時に腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。 鉢やプランターで育てる場合は、秋になると園芸店やホームセンターなどに苗が出てきますので、これを植え付けると手軽に楽しめます。 株間 株張りがよく、横に広がりますので、20〜25p程度の間隔とします。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 定植の際、摘芯をして枝数を増やすようにします。後は、花がらをつみ取るくらいで特に手間はかかりません。 冬の管理 耐寒性が強く、温暖地では霜除けなしで戸外で冬を越します。その他の地域では、寒さの厳しいときは不織布を掛けるなど霜除けをした方が安心です。 鉢やプランターは、軒下などに置きます。 肥料 花壇に植える場合は、元肥として、緩効性の化成肥料を1u当たり30〜50gほど入れて植えつけます。チッソ肥料が効きすぎると花付きが悪くなりますので注意します。 鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、1ヶ月ほどしたら、冬場を除き、10日に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 アブラムシが付くことがあります。 |
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