クガイソウ(九蓋草) |
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【クガイソウについて】 |
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クガイソウ属は、オオバコ科クガイソウ属の宿根草で、日本にもクガイソウ(Veronicastrum japonicum)が自生しています。学名からわかるようにベロニカの近縁種です。 この属の中で、園芸植物として一般に栽培されているのは北米原産のバージニカム種(V. virginicum)です。日本のクガイソウと比較すると花が密に咲きますし、夏の暑さにも比較的強く丈夫です。日本のクガイソウと区別してベロニカストラムと呼ぶこともあります。 なお、九蓋草の名前の由来は、葉が4〜8枚くらい輪生し、それが9段ほどの層になるところから名づけられたと言われています。 【栽培メモ】 耐寒性は強く、6月になって花が咲きました。耐暑性も比較的あり、夏を越すことができました。クガイソウは芽を吹くのがかなり遅く、栽培を始めたとき枯れてしまったのかと勘違いをしたほどでした。 |
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【クガイソウの概要】 |
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草丈 1〜1.5mほどになります。 花 花穂が長く伸びます。総状花序という咲き方で、花色は青紫、白などがあります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強いです。耐暑性も比較的あります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Veronicastrum 学名の説明 Veronicastrum・・・・・「クワガタソウ属(ベロニカ属)のような」 virginicum・・・・・「バージニア(州)の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ あまり分枝しませんので、5月ごろに一度摘芯をしておきます。 植え付け 植えつけは、春又は秋に花壇やプランターなどに植えつけます。花壇に植えるときは、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせてから植えつけます。 鉢植えの用土 赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を4:4:2程度に混ぜた用土などを使います。 植え場所・置き場所 比較的耐暑性がありますが、温暖地の場合は、午後は日陰になるようなところが最適です。 鉢やプランターで育てる場合も、夏は半日陰の涼しいところに移したほうが安心です。 日常の管理 地上部が完全になくなりますし、芽が出てくるのが大変遅くなりますので、誤って掘り返したりし、鉢植えの株を処分しないようにします。 あまり分枝しませんので、5月ごろに一度摘芯をしておきます。 花が終わったら、早めに花茎を切り取って起きます。 冬の管理 冬は地上部が枯れますので、地際で切り戻しておきます。耐寒性がありますので、戸外で冬を越します。 肥料 鉢やプランターで育てる場合は、植えつけ時に、緩効性の肥料を与えます。後は、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 庭植えの場合は、春に化成肥料を株の周りに撒いておきます。 病気・害虫 特にはありません。 |
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