クレマチス |
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【クレマチスについて】 |
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クレマチスは、一般には、キンポウゲ科センニンソウ属の種間交配よって育成された品種群を指します。その多くは、テッセン(C. florida)、カザクルマ(C. florida)、ラヌキギノーサ(C. lanuginosa)そしてビチセラ(C. viticella)が交配元になっていて、現在栽培されている品種の多くは、ヨーロッパで品種改良されたものが基になっています。 日本人好みの端正な花容で、江戸時代以降テッセンの名前で昔から栽培されています。現在でも、多くの愛好家が栽培している人気の園芸植物のひとつで、国内でも育種が行われています。 育種が進んだ結果、品種や、花色も豊富で、垣根やフェンス、ポール仕立てや行灯づくりなどいろいろな形で栽培されています。また、常緑の系統なども加わり、ますますバライティに富んだものになっています。 【栽培メモ】 スペースがないので大きな株に仕立てることができないでいますが、なんとか工夫してみたいと思っています。 |
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【クレマチスの概要】 |
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草丈 つる性で、放任すると約3mにも伸びます。 花 花は、一重咲きが一般的ですが、最近、八重咲きの非常に豪華な品種も多く出回るようになりました。 色は、多彩で、白、桃、赤、青、紫などの他に二色咲きの花もあります。また、花茎は大きいものになると15pを超えるものもあります。 耐寒性・耐暑性
比較的耐暑性はありますが、種類によっては夏の暑さが苦手なものもあります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Clematis hybrida 学名の説明 Clematis・・・・・ギリシャ語の clema(つる)の縮小形 patens・・・・・「開いた」、「広がった」 lanuginosa・・・・・「軟毛がある」 florida・・・・・「花が満開の」 montana・・・・・「山の」、「山地の」 viticella・・・・・「小さなブドウの木の」 texensis・・・・・「テキサス州の」 integrifoli・・・・・「全縁の葉の」 ※ギザギザの切れ込みのない葉のことです。 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 植えつけの際に深植にしておくことが重要です。 ※ クレマチスは、新枝咲きと旧枝先がありますので、それに合わせた剪定をすることが重要になります。 植え付け クレマチスは、鉢植えでも庭植えでも育てることができます。11月〜3月頃に植え付けます。 庭に植えるときも、1年は鉢で栽培してから株を充実させてから植えつけると安全です。いきなり庭に植えると、十分に根付かず失敗することがあります。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度のバーク堆肥(腐葉土)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。また、酸性土を嫌いますので、植え付けの際、有機石灰などを混ぜておきます。 また、クレマチスは、庭植えでも鉢植えでも、植えつけの際に深植にしておくことが重要です。 鉢植えの用土 赤玉土、鹿沼土を等量に混ぜたもの7に対し、腐葉土(又はバーク堆肥)3程度の割合に混ぜた用土などを使います。 植え場所・置き場所 庭植えは、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。少なくても、半日以上日の当たる場所が適しています。 また、日当たりとともに、風通しのよい場所であれば最適です。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きますが、夏場は半日陰に置きます。 植え替え 鉢植えは、2年に1回が植え替えの目安です。時期は、12月〜3月ごろが適期です。 植え替えの際は、あまり根鉢を崩さないようにして一回り大きい鉢に植え替えます。 日常の管理 鉢植えでは、鉢土の表面が乾いたら、鉢底から出るまで、たっぷりと水を与えます。特に夏は乾きやすいので、水切れさせないよう注意します。 剪定 クレマチスは、新枝咲きと旧枝先がありますので、それに合わせた剪定をすることが重要になります。 旧枝咲タイプは、花後に軽く剪定します。冬は、旧枝をできるだけ残すようにします。 新枝咲タイプは、5月に花が終わったら、三分の一程度に強剪定をします。こうすると秋に花が再び楽しめます。冬も同様に強剪定をしておきます。 ふやし方 6月に、挿し木で増やすことができます。新芽が固まった頃、充実した枝から2〜3芽とってバーミキュライトなどに挿し木します。 肥料 クレマチスは、比較的肥料を好む植物です。 庭植えの場合は、元肥として植えつけ時に完熟堆肥を十分にすき込むとともに、花後の6月と冬に化成肥料を根元に撒いておきます。 鉢植えの場合は、2週間に1回程度、液肥を与えるとともに、生育期間中は夏場を除き、定期的に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 あまり気にする必要はありませんが、アブラムシ、ウドンコ病、サビ病が発生することがあります。 アブラムシは他の植物を消毒するときに、オルトラン乳剤を散布します。単独なら粒剤をまくと簡単です。病気にはダイセンなどで予防します。 |
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