ギンパイソウ(銀盃草) |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【ギンパイソウについて】 |
||||||||||||||||
ギンパイソウ(銀盃草)は、ナス科ギンパイソウ属の宿根草です。その名前からして、日本に自生していそうな印象ですが、実は、アルゼンチンやチリが原産です。 夏の暑さがやや苦手ですが、植え場所や置き場所を選べば関東以西の温暖地でも夏越しができます。また、這性で、葉が密に茂りますので、グランドカバーとしても利用されていますが、初夏に咲く白花もなかなか魅力があります。 【栽培メモ】 耐寒性があり、耐暑性もそれほど弱くありません。プランターに植えていましたが、夏は半日陰に、真夏は明るい日陰に置いてあったところ、夏を越すことができました。ただし、猛暑日が増えてきたこともあり、夏場に蒸れて株が傷んでしまったことがありました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
||||||||||||||||
【ギンパイソウの概要】 |
||||||||||||||||
草丈 葉はへら形で、草丈は10cmほどです。 花 花径3cmほどの白花が初夏に咲いて、涼しげな印象を受けます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性がありますが、夏の高温多湿と強光がやや苦手です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Nierembergia・・・・・スペインの J.E.Nieremberg への献名です。 repens・・・・・「ほふく性の」 |
||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
||||||||||||||||
ニーレンベルギアの仲間は、こちらをご覧ください。 |
||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 夏の高温と強い日差しを嫌いますので、夏場は涼しいところで育てます。 植え付け 植え付けは、春又は秋のいずれでもかまいません。庭植えの場合はグランドカバーとして、また、草丈が低いのでプランターなどに植えて楽しむことができます。 プランターに植える場合は、ほふく性で横に広がりますので、浅底で径の少し大きなものが適しています。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土若しくはバーク堆肥を7対3程度に混ぜたものなどにパーライトを1〜2割加えた用土を使います。 植え替え 庭植えの場合は、株が込み合ってきたら、株分けを兼ねて春又は秋に植え替えます。 鉢やプランターに植えている場合は、温暖地では、少なくとも2年に1回は植え替えをしないと用土の水はけが悪くなり、株が枯れてしまう危険性が高くなります。 株間 25〜30cmほどにします。詰めて植えると早く植え替える必要がでてきます。 植え場所・置き場所 夏の高温と強い日差しを嫌いますので、庭植えの場合は、落葉樹の下もしくは午後日陰になる建物の東側などが適しています。 鉢植えの場合は、春と秋は日当たりのよいところに置きます 日常の管理 庭植えの場合は、株の中の雑草を取るくらいでほとんど手間はかかりません。 鉢やプランターの場合は、鉢土が乾いたら水やりをします。 夏の管理 耐暑性がそこそこあるとはいえ、夏の高温と強い日差しは苦手です。鉢やプランターは、夏が近づいたら半日陰若しくは午前中少し日の当たるような涼しいところに移します。真夏は明るい日陰に置いた方が安全です。水切れにも注意します。 冬の管理 冬は地上部が枯れますが耐寒性があり戸外で冬を越します。乾燥気味にして水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 ふやし方 株分けで簡単に増やすことができます。 肥料 花壇に植えた場合は、植えつけ時に緩効性肥料を与えます。後は、それほど必要ありません。 鉢やプランターに植えた場合は、3月と10月に緩効性の固形肥料を少量与えます。 病気・害虫 ナメクジに蕾を食べられることがあります。 |
||||||||||||||||
このページのトップへ 一覧に戻ります。 |