球根ベゴニア |
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【球根ベゴニアについて】 |
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球根ベゴニアは、花の豪華さではどの花にも引けを取りませんが、耐寒性がないうえに夏の高温多湿にも弱いという性質があります。このため、温暖地では栽培が難しいことから、あまり栽培されてきませんでした。 ところが、最近、とても育てやすいフォーチュンベゴニアが販売されるようになり、手軽に楽しめるようになってきました。ここに載せている4枚の写真は、いずれもフォーチュンベゴニアです。 【栽培メモ】 秋に購入したフォーチュンベゴニアを花壇に植えてみたところ、なかなかよく咲いてくれました。下から2枚目の写真は11月の終わりに写したもので、花壇でこれほど遅くまで咲くとは驚きでした。 また、秋に花が終わったプランター栽培の株を、冬場は土間に置き、春先にビニールハウスにいれていたら、いつの間にか芽を出して、株張りが35cmを越える大きな株になり上の写真のように咲いてくれました。 その後、初夏になって、プランターにを明るい日陰に置いてあったところ、夏の暑さも苦にすることなく、次々とよく咲いてくれました。上から2枚目の写真は7月25日に撮したものです。ですので、花壇に植えた場合はともかく、鉢やプランターに植えた場合は、7月頃まで花が楽しめます。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【球根ベゴニアの概要】 |
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草丈 茎が直立するタイプとハンギングタイプに分かれますが、茎が直立するスタンドタイプは30pほどになります。 フォーチュンベゴニアは、草丈が低いので雨風にも強いのが特徴です。 花 カメリア咲きなどの八重咲きが多いですが、いろいろな花形があります。 花径も30pほどの巨大輪から小輪、中輪まで幅広い品種があります。 耐寒性・耐暑性
夏の高温多湿に弱く、また、耐寒性もありません。ただし、‘フォーチュンベゴニア’は、遅い時期までよく咲きます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 一般的な種類:かなり難しい フォーチュンベゴニア:比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Begonia・・・・・ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴの提督だった Michel Begon への献名 tuberhybrida・・・・・ thber(塊茎)+ hybrida(雑種の) |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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植物園の温室で見かける球根ベゴニアは、一般の家庭では栽培が非常に難しいので、ここでは、‘フォーチュンベゴニア'の育て方法について記載しています。 栽培のポイント ※ やや乾燥気味に育てます。 植え付け 「サカタのタネ」の通販などで入手したポット苗を秋に花壇に植える場合、温暖地では9月下旬ごろに植え付けます。植え付けの際、根鉢を崩さないようにし、深植えにならないよう注意します。もちろん、鉢やプランターでも育てることができます。 また、春に購入した苗は、夏を迎えることを考慮すると、鉢やプランターに植えた方が長く楽しめます。初夏7月頃まではよく咲いてくれます。 花壇に植えるときは、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)と有機石灰を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土にパーライトを1〜2割ほど加えた用土などが一例です。 私は、赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を4:3:3程度に混ぜた用土に植えていますが、よく育っています。 株間 花壇に植えるときは15〜20cmほどにします。鉢植えであれば6号鉢に1球が目安です。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植えた場合は、秋から春は日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 過湿を嫌いますので、やや乾燥気味に育てます。鉢やプランターで育てる場合は、鉢土の表面が乾いてから水やりをします 夏の管理 鉢やプランター植えた場合は、初夏になったら明るい日陰に移して育てるようにします。半日陰にしなくても、次々と花が咲き、7月になってもよく咲いてくれます。 花が終わる頃には暑くなってきますので、株元から3〜5pほどのところで切り戻して、涼しい日陰で管理します。ただし、温暖地の場合は、夏越しは難しいと言えます。 冬の管理 花壇に植えた場合は、霜に当たると枯れてしまいますので、寒さが厳しくなってきたら掘り上げて、暖かいところで春の植え付け時まで保存します。 鉢植えは、水やりを止めて乾燥させ、暖かいところで春まで保管します。地上部はなくなりますが、管理がよければ春になると芽を出してきます。植え替える必要はなく、そのまま育てます。 肥料 植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与えます。 鉢やプランターで育てる場合は、生育期間中、追肥として週に1回液肥を与えるか、緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。 病気・害虫 ヨトウムシの被害を受けることがありますのでやすいので、早めに捕殺します。花壇に植えた場合は、鉢で栽培するよりも被害を受けやすいのでオルトラン粒剤を撒いておくと安心です。 |
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