キンギアナム |
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【キンギアナムについて】 |
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オーストラリア原産の原種デンドロビウム・キンギアナムをもとに交雑育種されてきた交配種群をキンギアナム系と呼びますが、園芸店やホームセンターなどではキンギアナムとして販売されています。ノビル系と比較すると花の豪華さでは劣るかもわかりませんが、小さな花があふれるように咲きますのでとても魅力があります。 洋ランの中では小型で耐暑性、耐寒性が強くて育てやすいことから、よく出回るようになってきました。 【栽培メモ】 開花株を購入した後、植え替えを怠り、いつの間にほかったらかしになって何年も経ってしまいましたが、枯れることなく生き続けていました。 これではいけないと思い、最近、やっと植え替えましたが、なんとか購入したときのように咲かせてみたいと思っています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【キンギアナムの概要】 |
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草丈 20〜50cmほどになります。 花 葉の間にある節から花茎を伸ばし、たくさんの小輪花を穂状に咲かせます。花色は赤紫からピンク系や白花が売られています。 耐寒性・耐暑性
ランの中では耐寒性がありますので、温室がなくても栽培できます。また、耐暑性もあります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) |
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【主な種類と品種】 |
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キンギアナムの交配種には、’ベリー’や’ホホエミ’といった品種が出回っています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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植え付け 春に開花株が出回っています。これを買って育てることになりますが、植え替えは、花後の4〜5月になって行います。 鉢植えの用土 水ゴケと素焼き鉢の組み合わせ、もしくは、細かめの洋ラン用バークとプラスチック鉢との組み合わせが基本とされています。 置き場所 4月以降は室内から外に出して、日当たりのよいところで管理します。日当たりが悪いと花付きが悪くなりますが、室内に置いてあった株をいきなり強い日差しに当てると葉焼けすることがありますので、最初は半日陰程度にして馴らすようにします。 長雨に当てるとよくないので、梅雨時などは雨の当たらないところに置きます。 植え替え 2年に1回、花後に植え替えをします。植え替えの際は、根鉢を崩さないようにして、一回り大きい鉢に植えます。同じ大きさの鉢を使うときは、株分けをして植え付けます。 日常の管理 春の新芽の伸び始めから秋にバルブが完成するまでは、夏場を除き、比較的多め水を与えます。 秋から冬は乾燥させます。この時期に漫然と水やりを続けると花芽の形成に影響します。 夏の管理 真夏は、半日陰に置いて葉焼けをしないようにします。この時期は休眠期に当たりますので、水やりは控えめにします。 冬の管理 寒さには比較的強いですが、霜に当たると傷みますので、霜が降りる前に室内に取り込み、日当たりのよい窓辺に置くようにします。 もっとも、室内に取りこまなくても、関東以西の暖地では霜の当たらない軒下でも冬を越すことはできます。 肥料 キンギアナムは、多肥にしなくても育ちます。5月〜7月の間に、液肥を2週間に1回程度与えます。 病気・害虫 アブラムシが付くことがあります。 |
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