キバナホウチャクソウ |
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【キバナホウチャクソウについて】 |
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キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)は、朝鮮半島や中国原産のイヌサフラン科ホウチャクソウ属(チゴユリ属)の宿根草です。日本に自生しているホウチャクソウ(Disporum sessile)は淡緑白色の花が咲きますが、キバナホウチャクソウはその名のとおり黄色の花が咲きます。 ホウチャクソウは漢字で宝鐸草と標記されますが、この宝鐸というのは、仏堂や塔の四方の軒に吊して飾りとする大型の風鈴のことで、下垂する花の姿をこの宝鐸に見立てたことに由来します。 【栽培メモ】 鉢植えで育てていますが、夏場、明るい日陰に置いてあったところ、夏の暑さも乗り切りましたので、温暖地でも育てやすそうです。 芽が出てくるのが遅いので、やきもきした記憶があります。芽が出てくるとすぐに花が咲きました。 |
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【キバナホウチャクソウの概要】 |
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草丈 40〜50pほどになります。 花 黄色の花がうつむいて咲きます。 耐寒性・耐暑性
(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Disporum flavens 学名の説明 Disporum・・・・・ギリシャ語の dis(2つ)+ spora(種子)が語源で、液果が枝先に1〜2個付くことに由来します。 flavens・・・・・「淡黄色の」、「帯黄白色の」 sessile・・・・・「無柄の」 |
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【主な種類と品種】 |
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同属で同じ黄色の花が咲く種類に、九州や紀伊半島に自生するキバナチゴユリ(D. lutescens)があります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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植え付け 3月もしくは10月頃が植え付けの適期です。庭植え、鉢植えいずれでも栽培できます。 庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)葉土)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。その際、深植えは避けるようにします。 鉢植えの用土 赤玉土、鹿沼土、腐葉土を5:3:2程度に混ぜた用土などが一例です。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、午前中、少し日が当たるようなところが適していて、西日が当たるようなところは避けるようにします。 鉢植えは、春と秋は日当たりのよいところに置きます。 植え替え 鉢植えは2〜3年に1回、庭植えも数年したら植え替えるようにします。 日常の管理 花がらは早めに取りようにします。 夏の管理 鉢植えは、5月になったら半日陰に、真夏は明るい日陰に置きます。 冬の管理 冬が来ると地上部は枯れてなくなりますが、耐寒性がありますので、戸外で冬を越します。鉢植えはやや乾燥気味にしますが、乾燥させすぎないようにします。 ふやし方 株分けで増やすことができます。 肥料 春先と秋に緩効性の固形肥料を置肥しますが、量は少なめでかまいません。 病気・害虫 それほど被害を与えるものはないようです。 |
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