ギンバイカ(マートル) |
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【ギンバイカについて】 |
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ギンバイカ(銀梅花)は、地中海沿岸地方原産のフトモモ科ギンバイカ属の常緑中低木です。葉にはユーカリに似た香気があることから、ハーブとしても利用され、マートルとも呼ばれます。 和名は、白い花が梅に似ているところから付けられたものと思われます。全体的な印象はシナモンマートルになんとなく似ていますが、ギンバイカの方が耐寒性はあるようです。 高知市で写した上の写真の木も庭に植わっていましたが、比較的耐寒性があり、関東以西の温暖地では庭植えができます。 【栽培メモ】 庭植えにしてみたところ、しっかり根付くと寒さに傷むことはありませんでした。病害虫もなく、育てやすい花木と言えます。 |
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【ギンバイカの概要】 |
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樹高 1〜3mほどになります。よく分枝して葉が密生するので、温暖地では生垣にも利用できます。 花 花径2pほどの小さな花ですが、花がたくさん咲きますので魅力があります。 葉はよい香りをもっていますが、花にはそれほどの香りはありません。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は比較的強く、関東以西の温暖地では庭植えが可能です。耐暑性も強く問題ありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Myrtus communis 学名の説明 Myrtus・・・・・この植物の古代ギリシャ語の名前が語源です。 communis・・・・・「普通の」 |
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【主な種類と品種】 |
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斑入りの品種があります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 通常の剪定は、伸びすぎた枝を整理する程度でかまいません。 ※ 木が大きくなりすぎた場合は、花後に強剪定をします。 植え付け 5月頃に、開花中、もしくは、開花が近い苗木が園芸店やホームセンターなどで売られていますので、通常は、これを買って育てます。鉢植えで育てる場合、購入した苗木の鉢が小さいときは、根鉢を崩さないようにして大きめの鉢に植え替えます。 関東以西の温暖地なら庭植えができますので、花が終われば庭に降ろしてもかまいません。ただし、木が小さい場合は、1年は鉢で育ててから植え付けた方が安全です。 一旦植えつけると移植は難しいと言われていますので、植えつけ場所をよく考慮してから植えつけます。 ギンバイカは、肥沃な土壌を好みますので、庭植えのときは、植え穴に腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて、庭土とよく混ぜて植えつけます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え替え 鉢で育てる場合は、2年に1回を目安に植え替えをします。時期は、3〜4月が適期です。 植え替えの際は、根鉢をあまり崩さないようにして、一回り大きい鉢に植え付けます。 植え場所・置き場所 日当たりと水はけのよいところで育てます。 庭植えの場合は、耐寒性があるとはいえ、北風の当たらない家の南側が適しています。 剪定 自然に樹形をつくりますので、通常は、強剪定は必要なく、伸びすぎた枝を整理する程度でかまいません。時期は花後すぐに行います。 木が大きくなりすぎた場合は、強剪定もやむを得ませんが、時期は花後、もしくは、その年の花をあきらめるなら4月頃でもかまいません。 冬の管理 関東以西の温暖地では、庭植えで冬を越します。鉢植えは、軒下などに移します。 肥料 鉢植えの場合、3月と花後そして9月に固形肥料を置肥します。庭植えの場合は、2月ごろに有機質肥料を寒肥として与えます。 病気・害虫 特にありません。 |
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