キングフィッシャーデージー

キングフィッシャーデージーの花
写真 キングフィッシャーデージー
撮影時期 2025.3.22
栽培状況 秋まき後プランターで栽培

科名・属名

キク科
ルリヒナギク属

園芸分類

秋まき一年草

別名

(特にありません)

原産地

南アフリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

3〜4月

【キングフィッシャーデージーについて】

キングフィッシャーデージーは、ブルーデージーフェリシアと同属で南アフリカの北ケープ州と西ケープ州に自生している秋まき一年草で、美しいブルーの花が咲きます。

キングフィッシャーデージーというのは英名からきていますが、キングフィッシャーはカワセミのことで、カワセミの頭や背中の青色に由来しています。

一般にフェリシアと呼ばれているヘテロフィラ(Felicia heterophylla)と比較すると、草丈が低く花も小ぶりです。

【栽培メモ】

秋まきにして育てているところですが、苗の生育はよく育苗は容易です。プランターに植えて、軒下の暖かいところに置いていたら3月中旬に咲き始めました。

【キングフィッシャーデージーの概要】

草丈

15〜20pほどになります。

花径2cmほどのブルーの花で、中心部の管状花は黄色です。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 弱い

寒さにやや弱く、霜に当たると傷みます。耐暑性はなく、花後に枯れてしまいます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

タネから育てる場合:比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Felicia bergeriana

学名の説明

Felicia・・・・・・ felix(恵まれている、幸運な)が語源とされています。

bergeriana・・・・・(※ 不詳)

【主な種類と品種】

特に品種名の付いたものはないようです。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 秋に花壇に定植した場合は、不織布でトンネルをするなどの霜除けが必要です。

タネまき

発芽適温は20度前後ですので、9月下旬〜10月中旬頃に播きます。通常は箱まきで、覆土は2mm程度にします。

本葉が3〜4枚のころにポリポットに植え替えて育苗します。

植え付け

本ポリポットの底に根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。耐寒性がやや弱いので、花壇に植える場合は、温暖地以外は冬はフレーム内に置き、春に定植したほうが安全です。

花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1uあたり100g程度撒いて庭土に混ぜておきます。植え付ける際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れ、化成肥料も入れて庭土を深さ30cmほど耕しておきます。

キングフィッシャーデージーの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

20pほどの間隔とします。鉢植えの場合は、5号鉢に1本植えとします。標準のプランターでしたら3〜4株が目安です。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

鉢やプランターに植えている場合は、水のやりすぎに注意し、やや乾燥気味に育てます。過湿にすると蒸れてしまいます。

終わった花をそのままにしておくと見苦しくなるので、たねを取る場合を除き早めに摘み取ります。

冬の管理

秋に花壇に定植した場合、そのままだと関東以西の温暖地でも冬の寒さで傷んでしまうので、不織布でトンネルをするなどの霜除けが必要です。

鉢植えの場合は、軒下など霜の当たらないところに置きます。

肥料

花壇に植える場合は、植え込み時に化成肥料を1u当たり50gほど入れて庭土とよく混ぜておきます。追肥はほとんど必要ありません。

鉢やプランターに植える場合は、元肥として緩効性の化成肥料を入れ、暖かくなってきたら追肥として月に2回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。

病気・害虫

アブラムシがつくことがあります。

ページのトップに戻ります。このページのトップに戻ります。一覧へ戻ります。一覧に戻ります。