カラジウム

カラジウムの花
写真 ‘キャンディダム'
撮影時期 2006.7.16
栽培状況 開花株購入

科名

サトイモ科

属名

ニシキイモ属

学名

Caladium x hortulanum

園芸分類

非耐寒性球根(観葉植物)

別名

ハニシキ
カラジューム

原産地

南米の熱帯地域

主な用途

鉢植え

花期

(観葉植物)

【カラジウムについて】

カラジウムは南米のアマゾン川流域原産のサトイモ科ニシキイモ属の春植え球根で、ハート状の葉に、白、赤 、 ピンクや紫 の繊細な網目模様が鮮やかに入る大変美しいことから、夏の観葉植物として人気があります。

葉の斑入り模様はいろいろと変化に富んでいて、品種もたくさんあります。和名はハニシキ(葉錦)で、ニシキイモとも呼ばれます。

【栽培メモ】

何とか次の年まで育てたいと思っていますが、管理に手が回らず、秋が来たら終わりという状況です。

【育て方は下へ ↓ 】

【カラジウムの概要】

草丈

40〜50cm程度です。

観葉植物で、写真のように変化に富んだ葉色を鑑賞します。葉色は白、赤の他にもピンクなどがあります。

カラジウム

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐暑性は強いですが、耐寒性はありません。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(耐寒性が弱いので)やや難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Caladium・・・・・この植物につけられた現地での名前 kaladi が語源とされています。

hortulanum・・・・・ドイツ人の博物学者兼探検家の Alexander von Humboldt への献名

【主な種類と品種】

‘キャンディダム'

昔から栽培されている品種で、葉脈が緑色で葉全体に白班が入ります。

‘ローズバット'

緑色の地に、中央部に赤紫の班が入る品種です。赤紫の班の周囲に白班も入る派手な色彩が特徴です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 夏場は、明るい日陰に置きます。

植え付け

耐寒性がないので、通常は鉢での栽培になります。初夏から夏に園芸店やホームセンターなどに出てきますので、これを買って育てます。

購入した株の鉢が小さいときは、一回り若しくは二回り大きい鉢に植え替えます。

鉢植えの用土

赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、軽石砂(パーライト)を6:3:1程度に混ぜた用土などを使います。

置き場所

購入した株は、ほとんどの場合、直射日光の当たらないところに置いて販売されていますので、購入した後は、いきなり直射日光の当たるところに置かないようにします。

まずは、半日陰に置いて、徐々に慣らしていきます。

夏場は、直射日光に当てると葉焼けをすることがありますので、明るい日陰に置きます。

カラジウム

植え替え

冬を越した球根は、4月末〜5月頃に、大きめの鉢に植え替えて育てます。

日常の管理

乾燥は嫌いますが過湿になると球根が腐ることがありますので、鉢土の表面が乾いてから、たっぷりと水やりします。

生育につれて茎が垂れてきたら、見た目が悪くなりますのでアンドン型の支柱をしてやります。

10月になったら、株元から10pほどの高さで切り戻しておきます。

休眠期の管理

10月に切り戻しをしたら水やりを止め、鉢土が乾いたら鉢ごと発泡スチロールなどの保温性のよい容器に入れて、室内のできるだけ暖かいところで保管するようにします。

肥料

生育期間中は、2週間に1回液肥を与えるか、月に1回緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

ヨトウムシ類の被害に注意します。

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