カカリア |
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【カカリアについて】 |
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カカリアは、東インド原産のキク科ベニニガナ属の春まき一年草です。現在はベニニガナ属に分類されていますが、以前はカカリア属とされていましたので、今もその名前で流通しています。花壇に植えて楽しみますが、切り花としても利用されています。 標準和名はベニニガナで、形状がニガナに似て紅色の花が咲くことに由来します。また、エフデギクという別名は、花が絵筆のように見えることに由来しています。 園芸店やホームセンターなどで苗を見かけることはほとんどありませんので、栽培するなら、タネを播いて育てることになります。生育が早く、栽培は容易です。 【栽培メモ】 発芽後の成長がとても早く、どんどん大きくなって、あっという間に花が咲きました。ですので、タネを播いて容易に育てられる一年草と言えます。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【カカリアの概要】 |
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草丈 30〜60pほどになります。 花 細長い花茎の先に小さな花が咲きます。花色は赤やオレンジなどがあります。花期が長く、11月まで咲いていました。 耐寒性・耐暑性
耐暑性はありますが、耐寒性はありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Emilia・・・・・(※ 不詳) coccinea・・・・・「深紅色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花茎が柔らかいので、必要な場合は早めに支柱をしてやります。 タネまき 3月下旬〜4月がタネまきの適期です。移植を嫌うので、直まきにするか、ポットに播いて育苗します。覆土は、タネが隠れる程度にします。 ポットに播く場合は、2〜3粒ずつまいて、発芽後に間引いて1本にします。 植え付け ポットに播いた場合は、大きく育ってから定植すると植え傷みしますので、本葉5〜6枚のころに早めに定植します。 植えつけ時に、腐葉土もしくはバーク堆肥を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。なお、過湿を嫌いますので、庭植えの場合は、少し高うねにしておくと安心です。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 20pほどにします。 植え場所・置き場所 日当たりと水はけのよいところを好みます。 日常の管理 花茎が長く伸びてきますが、花茎が柔らかいので風雨で倒れることがあります。必要な場合は、早めに支柱をしてやります。 肥料 庭植えの場合は、ほとんど必要ありません。特に窒素肥料が多いと徒長して、倒れやすくなります。 鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、1月ほどしたら2週間に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 過湿にすると立ち枯れ病が発生することがあります。 |
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