カランドリニア |
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【カランドリニアについて】 |
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カランドリニアは、南米のチリやベルーが原産のスベリヒユ科カランドリニア属の秋まき一年草です。あまり見かけることのない草花ですが、小さいながら、きれいな花が咲きますので、鉢やプランターで育てるのに適しています。 本来は宿根草ですが、高温多湿が苦手です。また、耐寒性が弱く霜に当たると傷んでしまいます。 【栽培メモ】 タネを播いて育てたところ、花は咲きましたが少し過湿になってしまい、やや不満の残る結果になりました。もう一度栽培したいところですが、残念ながらタネが入手できずにいます。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【カランドリニアの概要】 |
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草丈 10〜15pほどです。葉に細かい毛があります。 花 花径は1.5〜2pほどの小さな花ですが、ひとつの花茎にたくさんの花が咲きますので見栄えがします。花色は、桃紅色が多いようです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性が弱く、温暖地以外は露地での越冬は困難なようです。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:比較的やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Calandrinia・・・・・19世紀のスイスの植物学者 Jean Louis Calandrini への献名 umbellata・・・・・「散形花序の」 |
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【主な種類と品種】 |
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以前に大和種苗からタネが発売されていましたが、最近、種苗会社のカタログにも出ていないのが残念です。園芸店やホームセンターで、‘ミルキーピンク’という品種の苗が販売されていました。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 過湿を嫌いますので、やや乾燥気味に管理します。 ※ 冬は霜の当たらない軒下などに移し、水やりは控えめにします。 タネまき タネは9月下旬から10月中旬に播きます。覆土は、タネが隠れる程度にします。 発芽後、本葉が3〜4枚になったらポットや小鉢に植え替えて苗を育てます。タネからの育苗は、温度さえ確保してやれば、それほど難しくはありませんでした。 植え付け ポットの底に根が回ったら鉢やプランターに植え付けます。耐寒性がやや弱いことと過湿を嫌いますので、鉢やプランターで育てます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使いますが、水はけをよくするため、いづれの場合もパーライトを1〜2割ほど加えます。 株間 15p程度が適当です。 置き場所 日当たりのよいところで育てます。長雨が続きそうなときは、雨のかからないところに置きます。 日常の管理 過湿を嫌いますので、やや乾燥気味に管理します。 繁殖は、挿し芽で増やすことができます。 冬の管理 耐寒性がありませんので、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは控えめにします。 肥料 多肥にする必要はありません。鉢やプランターで育てる場合は、植えつけ時に緩効性の化成肥料を控えめに与え、後は、暖かくなったら追肥として液肥を2〜3週間に1回ほど与えます。 病気・害虫 アブラムシが付くことがあります。 |
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