カシワバアジサイ |
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【カシワバアジサイについて】 |
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カシワバアジサイは、北米東南部原産のアジサイ科アジサイ属の落葉低木です。アジサイという名前が付いていますが、通常よく見かけるアジサイの変種ではなく別種です。葉が柏の葉に似ているのでこの名が付いています。最近、園芸店やホームセンターなどで見かけることが多くなり、植栽も増えてきています。 長い花穂はとても豪華で、一般のアジサイとは違った魅力を持っています。以前は白花でしたが、花色が赤く変わっていく品種も出ています。 【栽培メモ】 丈夫で育てやすい点はアジサイ同様です。‘ハーモニー’という品種は、早くから花をたくさん咲かせたために株の負担が大きく、木がなかなか大きくなりませんでした。木の生育を優先するのであれば、幼木の場合は花数を制限したほうがよいのかもしれません。 また、庭に植えた当初は日当たりがよかったので花がよく咲いていましたが、ロードレイアの木が大きくなって日当たりが悪くなると花が咲かなくなってしまいました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【カシワバアジサイの概要】 |
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樹高 1.5mほどになります。 花 花色は白のほか花色が変化していく品種も出ています。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性が強く、問題ありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Hydrangea・・・・・・ギリシャ語の hydro(水)+ angeion(容器)が語源です。 quercifolia・・・・・「コナラ属のような葉の」 Quercus(コナラ属)+ folia(葉)が語源です。 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花後に、花の2節くらい下で切り戻しておきます。 ※ 乾燥させすぎないよう、特に鉢植えは注意します。 植え付け 苗木を植えつける場合は、3〜4月又は10〜11月に植えつけます。大株になりますので、本来、庭植えに適していますが、ある程度までなら、鉢植えでも育てられないことはありません。 5〜6月に鉢植えの開花株を買った場合、鉢植えで育てるなら、根鉢を崩さないようにして、一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。 庭に植えるときは、花後にあまり根鉢を崩さないようにして植え付けるか、秋まで待って植え付けます。植え付ける際は、苗木の大きさにもよりますが、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え付け後はたっぷりと水やりし、風でぐらつかないように支柱を立てておきます。 鉢植えの用土 赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を等量にして混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。鉢で育てる場合も日当たりのよいところに置きます。 日当たりが悪いと、花が咲きにくくなります。 植え替え 鉢植えは、2年に1回程度の頻度で、春又は秋に行います。温暖地の場合は、秋が適当です。 日常の管理 生育期間中は乾燥を嫌いますので、鉢植えの場合は特に夏場乾燥させ過ぎないよう注意します。落葉後は、やや乾燥気味に管理します。 庭植えの場合も、夏場、日照りが続くようなときはたっぷりと水やりをします。 剪定 花後に、花の2節くらい下で切り戻しておきます。花芽が8月頃にはできますので、それ以降に刈り込むと花が咲かないことになります。 肥料 庭植えは、冬場に寒肥として有機質肥料を与えます。また、花後に、緩効性肥料を与えます。 鉢植えは、春先と花後に緩効性の固形肥料を与えます。 病気・害虫 ウドンコ病が発生することがあります。ただし、これまで、ほとんど被害を受けたことはありませんので、それほど心配する必要はないかと思います。 |
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