ガーリックバイン |
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【ガーリックバインについて】 |
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ガーリックバインは、熱帯アメリカ原産のノウゼンカズラ科マンソア属の花木です。花の少なくなる10月も終わりになると、この花が園芸店やホームセンターにたくさん出回るようになります。赤紫色で内部が白い漏斗状の花がたくさん咲きますので、大変美しい花木です。 別名のニンニクカズラの由来は、葉をつぶすとニンニクのような臭いがするところからきているようです。ただし、栽培する上で、そんなことをする必要もなく、鉢植えを身近に置いても、いやな臭いがするわけではありません。 本来はつる性ですが耐寒性が弱いこともあって、一般的な栽培環境では生育期間が短く、かつ、鉢植えで育てますので、つるがそれほど伸びることはありません。 【栽培メモ】 鉢植えで、あんどん支柱に誘引して育てていますが、栽培は容易で、写真の木は購入して10年ほどになります。冬は、室内に取りこんでいますが、問題なく冬を越しています。 剪定をしてコンパクトにまとめることができますし、寒さに弱いという点を除けば育てやすく魅力のある花木です。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ガーリックバインの概要】 |
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樹高 現地では数mにも伸びるようです。鉢植えの場合も、放任すると2m近く伸びます。 もっとも、これでは栽培しづらいですが、鉢植えでは、剪定することで60〜80pほどのアンドン仕立てにして栽培できます。 花 花径3〜4pほどで、赤紫色で内部が白い漏斗状の花を多数付けます。咲き始めは濃い色で、だんだん薄くなっていきます。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強いですが、耐寒性はありません。ただし、極端に弱いことはなく室内で冬を越せます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Mansoa・・・・・ブラジルの植物学者 Silva Manso への献名 alliacea・・・・・「ネギ属(Allium)のような」、「ネギ臭のある」 |
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【主な種類と品種】 |
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この属には、ピンクの花が咲くヒメナセア(M. hymenaea)やディッフィシリス(M. difficilis)がありますが、見かけたことはありません。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ つる性ですので、通常は、アンドン仕立てにして栽培します。 ※ 耐寒性がありませんので、冬は室内に取り込みます。 植え付け 10月頃に園芸店やホームセンターなどに開花株が出回るようになりますので、通常は、これを買って育てます。耐寒性が弱いので、鉢での栽培になります。 購入した株の鉢が小さくて根詰まり気味の場合は、根鉢を崩さないようにして一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。 つる性ですので、通常は、アンドン仕立てにして栽培します。 鉢植えの用土 用土は、水はけのよいものを使います。赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどが一例です。私は、赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥を等量にしたものに植えていますが、問題なく育っています。 置き場所 日当たりのよいところで育てます。過湿を嫌いますので、長雨の続くときは軒下などに移した方が安心です。 植え替え 鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きめの鉢に植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。 鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。 日常の管理 やや乾燥気味を好むため、過湿にならないよう表土が乾いてからたっぷりと水やりをします。 枝が伸びてきたら、支柱に誘引をしていきます。通常の栽培では、ネットに這わすほど枝は伸びません。 剪定 花後に、伸びすぎた枝を思い切って切り詰めておきます。 冬の管理 耐寒性がありませんが、5℃程度あれば大丈夫ですので、冬は室内に取り込みます。水やりは控えめにします。 肥料 肥培管理しないと花が咲きませんので、植え付け時、植え替え時に緩効性の化成肥料を与え、後は、生育期間中に1ヶ月に1回ほど緩効性の固形肥料を置肥します。液肥を月2〜3回与えてもかまいません。 病気・害虫 特にありません。 |
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