ガーデンシクラメン |
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【ガーデンシクラメンについて】 |
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ガーデンシクラメンは、戸外で栽培できるよう、耐寒性のあるシクラメンの原種から育成されたものです。園芸店やホームセンターでよく見かける豪華な鉢植えのシクラメンと比較すると株が小さく、豪華さの点では少し見劣りするかも知れませんが、耐寒性が比較的強いことから、温暖地では戸外で栽培できます。 一般的なシクラメンは夏の高温多湿が苦手ですが、ガーデンシクラメンは温暖地でも夏越しさせることはさほど難しくはありません。 【栽培メモ】 丸形のプランターに3株植えていましたが、花が終わった後、手入れが行き届かず戸外で半ばほったらかしになってしまいました。しかし、秋になって3株のうちの2株から芽が出てきましたので、思っていた以上に丈夫でした。 その後、植え替えをためらっているうちに、株が大きくなってきました。ですので、夏場を適切に管理し、きちんと植え替えをすれば、翌年も花を楽しむことはさほど難しくなさそうです。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ガーデンシクラメンの概要】 |
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草丈 一般的には15〜20cmぐらいです。 花 花色は、一般のシクラメンと同様、紅、白、ピンク、赤紫などがあります。 耐寒性・耐暑性
比較的耐寒性があり、軽い霜程度であれば耐えることができます。夏の高温多湿は苦手です。 なお、ミニシクラメンとして出回っている品種は耐寒性が弱いので注意します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Cyclamen・・・・・ギリシャ語の cyklos (円)が語源です。 persicum・・・・・「ペルシャの」 |
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【主な種類と品種】 |
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たくさんの品種がありますので、園芸店やホームセンターなどで好みの色合いのものを購入できます。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント 温暖地の場合、休眠期は、鉢植えの株は日陰に置いて水やりを中止した方が夏越しがしやすくなります。 植え付け 10月になると、園芸店やホームセンターなどで見かけるようになりますので、これを買って植えつけます。購入する場合は、葉がなるべく多く、株が締まって、蕾が多く見られる株を購入します。 購入した株がポリポットなどに植えられている場合は、根詰まりにならないように、早めに5号程度の鉢に植え付けます。寒くなって購入した株をそのまま庭に植えると花が傷みますので、控えた方が無難です。 植え付ける際は、少し浅く植え付け、深植えにならないようにします。 鉢植えの用土 一般の草花用培養土でも特に問題はありません。自ら調製するなら、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土などが一例です。 株間 15〜20cmほどにします。 植え場所・置き場所 庭植えにする場合は、夏は半日蔭になるようなところに植えつけます。また、寒さに比較的強いとはいえ、強い霜に当たると傷みますので北風の当たらないようなところが最適です。 鉢やプランターで育てる場合は、秋から春の間は日当たりのよいところで育てます。 植え替え 夏を越した株を植え替えするときは10月頃が適期で、根鉢を崩さないようにして新しい用土で植え付けます。 日常の管理 鉢植えの場合は、やや乾燥気味にして、鉢土の表面が乾いたらタップリと水やりをします。このとき、葉や花に水がかからないようにします。 長く楽しむには、早めに花がらを摘み取り、株を弱らせないようにすることが大切です。 休眠期の管理 鉢やプランターに植えている場合は、葉が黄色くなって枯れてきたら葉と花柄を取り除き、雨のかからず日陰になるところに移します。温暖地の場合は、夏の間は水やりを中止した方が安全です。 庭に植えている場合は、球根を掘り上げて秋の植え付けまで保管します。 冬の管理 温暖地では、鉢やプランターを霜の当たらない軒下や玄関先に置けば花も傷みません。寒冷地は、室内に取り込んだほうが安心です。 庭植えにしているときは、霜除けをしないと花が傷みます。 肥料 花期が長いので、生育期間中は、2週間に1回ぐらい薄めの液肥を与えます。 病気・害虫 多湿にすると、灰色カビ病が発生することがあります。 |
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