ガウラ |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【ガウラについて】 |
||||||||||||||||
ガウラは、北アメリカ原産のアカバナ科の宿根草です。ガウラの和名のハクチョウソウというのは、白い花が蝶が飛んでいるように見えるところから付けられたようです。 昔は白花だけでしたが、草丈の低いものやビンク系の美しい色合いの花が咲く品種も出ています。 優雅な花の姿に加えて非常に丈夫で花期も長いことから、人気のある宿根草です。園芸店やホームセンターなどで苗をよく見かけますが、タネからも容易に育てることができます。 【栽培メモ】 タネを播いて育てたところ、最下段の写真のようによく咲いてくれました。その後、余分な株を植えたのか、こぼれダネから育ったのか、はっきりした記憶はないのですが、道ばたに生えた株が、大株になって毎年よく咲いていました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
||||||||||||||||
【ガウラの概要】 |
||||||||||||||||
草丈 矮性種は30〜40pですが、高性種は1mほどになります。 花 穂状に花を付け、花色は白が多いですが、写真のようにピンクの花が咲く品種もあります。 以前の品種は、花がまばらに咲くため素朴な印象がありましたが、最近の品種はずいぶんと花つきがよくなっています。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性が強く育てやすい宿根草です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Gaura・・・・・ギリシャ語の gauros(立派な)が語源です。 lindheimeri・・・・・ドイツ人の植物学者リンドハイマー(F. Lindheimer)への献名 |
||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 高性種は、摘芯をして枝数を増やすとともに草丈を低く抑えます。 タネまき ガウラは、一般的には苗を買って育てますが、タネから育てることもできます。 通常、春まきとしますが、温暖地では秋まきもできます。箱まきにして、タネが隠れる程度に覆土します。 本葉が3〜4枚になったら、3号のポリポットに植え替えて苗を育てます。 植え付け タネを播いて苗を育てたときは、ポットの底に根が回ったら定植します。 苗を購入して植えるときは、春又は秋に園芸店やホームセンターもしくは種苗会社のカタログなどを通じて入手します。 庭に植えるときは、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)と化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 草丈が1mほどになる高性種は株張りも大きくなりますので、鉢植えにはあまり適していませんが、矮性の品種を選べば鉢植えでも十分に楽しめます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。土質は問いません。鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところで育てますが、夏場は半日陰に置くと水やりの負担が軽くなります。 株間 2株以上植えつけるときは25〜30pほどにします。 日常の管理 高性種は、摘芯をして枝数を増やすとともに草丈を低く抑えます。花後にも切り戻しをしますが、かなり思いきって切り戻しても大丈夫です。 ガウラは、株分けで増えにくい宿根草ですので、主にさし芽で増やします。 冬の管理 冬が近づくと地上部が枯れますので、枯れ枝を切り取っておきます。 耐寒性がありますので、霜除け等は必要ありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 肥料 庭植えの場合は、丈夫でよく成長しますので肥料は控えめにします。 プランターや鉢に植えるときは元肥として緩効性肥料を施し、生育期間中に緩効性の固形肥料を定期的に与えるか、液肥を月2回程度与えます。 病気・害虫 特にないようです。 |
||||||||||||||||
このページのトップへ 一覧に戻ります。 |