カナリークリーパー

カナリークリーパーの花
写真 カナリークリーパー
撮影時期
栽培状況

科名・属名

ノウゼンハレン科
ノウゼンハレン属

園芸分類

春まき一年草

別名

カナリアヅル

原産地

南米

用途

庭植え、鉢植え

花期

7〜10月

【カナリークリーパーについて】

カナリークリーパーは、南米のエクアドルやペルー原産のノウゼンハレン科ノウゼンハレン属の春まき一年草です。本来は多年草ですが寒さに弱いため一年草扱いされます。

つる性で2mほどに伸びていきますので、支柱やフェンスに絡ませて育てます。

【栽培メモ】

タネが手に入りましたのでポリポットに播きましたが、発芽は比較的良好でした。8株ほどできましたので、鉢植えと午前中日の当たる庭に植えています。詳細は追って。

【カナリークリーパーの概要】

草丈

2mほどになりますが、つる性ですので自立はできません。

その名のとおり花径3pほどの黄色の花がたくさん咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 やや弱い

耐寒性が弱いので霜に当たると枯れてしまいます。また、夏の高温と強い日ざしを嫌います。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Tropaeolum peregrinum

学名の説明

Tropaeolum・・・・・ tropaeum(勝利)の縮小形

peregrinum・・・・・「外国の」、「外来の」

【主な種類と品種】

同属にはキンレンカの他に、トロパエオラム・ブキセラスなどが栽培されています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

タネ播き

発芽適温は20度ほどですので、4〜5月頃にポリポットに播きます。覆土は1pほどにします。用土が乾かないように管理すれば10日〜2週間ほどで発芽します。

植え付け

ポリポットの底に根が回ったら、鉢やプランターに植え付けます。

庭に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

植え付け後、つるの伸びが旺盛になっていきますので、早めに支柱を立てておくかネットを準備しておきます。

鉢植えの用土

市販の園芸用培養土、もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜた用土などを使います。

株間

庭植えの場合は、30〜50pほどにします。鉢植えの場合は、8号の鉢を使います。

植え場所・置き場所

夏の強い日ざしが苦手ですので、庭に植える場合は、午後は日陰になるような場所が適しています。

鉢植えは、夏が来るまでは日当たりのよいところで育てます。

日常の管理

そのままでは側枝が出ないので、植え付け後、つるが伸びてきたら一度摘芯をして側枝を伸ばすようにします。

夏の管理

鉢植えは、午後は日陰に移すようにします。

肥料

多肥にするとつるが伸びすぎて花付きが悪くなりますので、庭植の場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を施した後は、追肥は必要ありません。

鉢植えの場合は、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、月に1回程度、緩効性の固形肥料を追肥します。

病気・害虫

アオムシとハダニに注意します。特に幼苗のときには早めに薬剤を散布して、被害が大きくならないようにします。

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