カメリア・エリナ |
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【カメリア・エリナについて】 |
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カメリア・エリナはツバキ科ツバキ属の常緑低木ですが、日本のツバキ(Camellia japonica)とは、樹形や花の形が大きく異なります。 なお、本種は原種ではなく、中国の雲南省などが原産のカメリア・ツァーサイ(C. tsaii)と中国南東部、台湾、沖縄が原産のカメリア・ルチェエンシス(C. lutchuensis)の種間交雑種と言われています。 【栽培メモ】 木がそれほど大きくなりませんので、鉢植えで育てています。比較的耐寒性はありますが、軒下に置いてあったところ、葉を落としてしまいました。 翌春には新芽が出てきましたので枯れることはありませんでしたが、庭植えは暖地でないと厳しいように思われます。 |
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【カメリア・エリナの概要】 |
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樹高 2mほどになりますが、剪定をしながら育てると樹高を抑えることができます。 花 蕾は薄紅色をしていて、開花するとピンクがかった白い花が咲きます。とても上品な色合いの花です。 耐寒性・耐暑性
比較的耐寒性がありますが、強い寒さに当たると葉を落とします。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Camellia ‘Elina’ 学名の説明 Camellia・・・・・17世紀のチェコの宣教師 G.J.Kamell への献名 tsaii・・・・・中国人の蔡稀陶への献名 lutchuensis・・・・・「琉球の」 |
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【主な種類と品種】 |
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枝がしだれるエリナカスケードがよく販売されています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 剪定は、花後に行います。 植え付け 園芸店やホームセンターなどで見かけることの多い樹種です。温暖地の場合、植え付けは春又は秋のいづれでも差し支えありません。木がそれほど大きくなりませんので、鉢植えでも育てることができます。 強い霜に当たるとかなり堪えますので、庭植えにできるのは暖地でないと厳しいかと思われます。 植え付けの際は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え付けた後はたっぷりと水やりをして、風で木がぐらつかないように支柱をしておきます。 鉢植えの用土 赤玉土、鹿沼土、腐葉土若しくはバーク堆肥を4:3:3程度に混ぜた用土などを使います。 植え場所・置き場所 庭植えの場合は、日当たりのよいところでも半日陰でもかまいませんが、寒風の当たらない家の南側などが適しています。 鉢植えも同様ですが、夏場は、鉢が乾燥しすぎるのを防ぐため、午後は日陰になるところに置きます。 植え替え 鉢植えは、2年に1回を目安に植え替えをします。 剪定 花後に、伸びすぎた枝を剪定します。8月以降に剪定をすると、花芽まで切ってしまうことになりますので注意します。 冬の管理 比較的耐寒性はありますが、強い寒さに遭うと葉を落とします。ですので、厳冬期は、鉢植えは寒風や霜に当てないよう室内に取りこんだ方が安全です。 肥料 3月と9月下旬に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 チャドクガの発生は少ないようですが、油断はできません。また、ミノムシにも注意します。 |
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