カリブラコア |
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【カリブラコアについて】 |
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カリブラコアは、ペチュニア属から区分されて新しい属になったもので、ペチュニアの近縁に当たる植物です。サントリーフラワーズが初めて園芸化に成功したことでも知られています。 最近はペチュニアとの交配種が出てきていますので、見た目での区別は難しくなってきています。 印象としては、ベチュニアを小輪にしたような花がたくさん咲きます。種苗会社のカタログを見ると、次々に新しい品種が出ていて、花色も多彩になっています。 【栽培メモ】 ペチュニア同様栽培は容易ですが、一般的な多年草と比較すると寿命は短く、一年草と思って育てた方がストレスがたまらずによいかと思われます。 |
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【カリブラコアの概要】 |
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草丈 草丈15〜20pほどで地を這うように横に広がります。 花 花径は3pほどで紫、赤、ピンク、黄などのほか複色花もたくさん出ています。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はそれほど強くありません。比較的耐暑性はありますが、夏場には花付きが悪くなります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Calibrachoa x hybrida 学名の説明 Calibrachoa・・・・・19世紀のメキシコの植物学者 Antonio de la Caly Bracho への献名 hybrida・・・・・「雑種の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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ここでは、鉢やプランターで育てる場合について記載しています。 栽培のポイント ※ 株がある程度大きくなったら、摘芯をして枝数を増やすようにします。 植え付け 梅雨時の多湿にやや弱いので、花壇に植えるよりも鉢やプランターに植えた方が長く楽しめます。 園芸店やホームセンターなどでは、春に苗が出回りますので、これを買って鉢やプランターに植えつけます。花色にこだわるなら、種苗会社のカタログなどで入手します。 プランターに植える場合は、横長よりも、丸形のプランターが適しています。 鉢植えの用土 やや弱酸性の用土を好みますので、鹿沼土、赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)を4:3:3程度に混ぜた用土などを使います。 置き場所 日当たりのよいところで育てますが、過湿に弱いので、梅雨時や長雨が予想されるときは、雨のかからない軒下などに置きます。 植え替え 夏を越した株は、秋に植え替えます。また、冬を越した株も、3〜4月頃に植え替えます。 表土と株のまわりの土を適宜に落とし、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、多めに古い土を落として植え替えます。 日常の管理 苗を植え付けて株がある程度大きくなったら、摘芯をして枝数を増やすようにします。 夏の管理 梅雨前に全体を強く切り戻しておきます。また、夏場は半日陰に置いて、鉢が乾きすぎるのを防ぎます。 冬の管理 耐寒性は強くありませんが、温暖地では、霜の当たらない軒下にで冬を越すことができます。水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら午前中に水やりをします。 肥料 肥料を好みますので、10日に1回程度液肥を与えます。肥料を好むといっても、チッソ肥料を効かせ過ぎると花付きが悪くなります。 病気・害虫 アブラムシが付くことがあります。また、乾燥しすぎるとダニが付くことがあります。 |
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