ペチュニア |
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【ペチュニアについて】 |
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ペチュニアは、ナス科ツクバネアサガオ属の春まき(秋まき)一年草です。ツクバネアサガオ属は、主にアルゼンチンやブラジルなどに30種ほどが自生していますが、現在栽培されている品種は、アキシラリス(P. axillaris)とインテグリフォリア(P. integrifolia)を中心にして品種改良がされてきたものです。 花色が豊富なこと、花期が長いこと、丈夫で初心者でも簡単に育てられることもあって、最も人気のある草花のひとつです。個人の庭は勿論、道路沿いの花壇などにも多く使われるようになってきました。 タネは小さいですが、生育が早く比較的容易に育てられることも大きな魅力です。 【栽培メモ】 秋まきにすると春の早い時期から花が楽しめますので、私は、もっぱら秋まきにしています。 冬はプランターを軒下に置いて育てていますが、寒さで傷むことはなく、3月中旬から少しずつ咲き始め、写真のように4月の中旬には見頃を迎えます。このころだと気温も高くないので、病害虫の発生が少なく、花も長持ちします。 |
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【ペチュニアの概要】 |
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草丈 草丈は、10〜20p程度ですので、花壇は勿論、鉢やプランターでも大いに楽しめます。 花 色が非常に豊富なうえに、覆輪や二色咲きもあります。 花形も一重が一般的ですが下の写真のような八重咲きもあります。 そのうえ、小輪から大輪まで花のサイズもいろいろあって、選択に迷うほどです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は比較的弱いですが、温暖地の場合は秋まきにして鉢やプランターに植え、霜の当たらない軒下に置けば十分に冬を越せます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:比較的やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Petunia x hybrida 学名の説明 Petunia・・・・・タバコを意味する現地語の petun から由来しています。 hybrida・・・・・「雑種の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 定植後、茎が伸びてきたら一度摘心をします。 ※ 花が一通り終わったら、切り戻しをします。 タネまき 発芽温度がやや高めなので、タネは、3月中旬〜4月中旬ごろに播きますが、早く播くときは、夜間の冷え込みに注意します。 ペチュニアはそれほど耐寒性がありませんが、温暖地の場合は秋まきもできます。鉢やプランターで育てる場合は、春先から花が楽しめるので秋まきがお勧めです。 播く時期は、9月中旬〜10月上旬が適期です。タネが細かいので、ピートバンなどにまき、覆土はしません。 1週間程度で発芽しますので、発芽してから本葉が2〜3枚になったら2.5〜3号のポリポットに植え替えて、薄めの液肥を与えながら苗を育てます。 植え付け 本葉が6〜7枚になって、ポットの底に根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。秋まきにして花壇に植える場合は、冬は霜除けが必要になります。 花壇に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植え付けます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、もしくは赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を等量に混ぜた用土などを使います。 株間 花壇に植えるときは20〜25pほどにします。60cmのプランターの場合は、3株ほど植え付けます。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターも、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 定植後、茎が伸びてきたら一度摘心をして枝数を増やすようにします。また、花が一通り終わったら、切り戻しをします。肥培管理をしていれば、新しい芽が伸びてきて、花が咲くようになります。 また、花がら摘みをして、株が弱らないようにすると長く楽しめます。 夏の管理 ペチュニアは、夏の高温多湿がやや苦手です。花後に切り戻しをしていない場合は、梅雨入りの頃に半分〜三分の一程度に切り戻しをして、株が蒸れないようにします。 冬の管理 秋に花壇に定植したときは、不織布や農ポリでトンネルをするなどして、しっかりと霜除けをします。 鉢やプランターに植えた場合は、霜の当たらない軒下などに置いて育てます。 肥料 花壇に植える場合は、 化成肥料を1u当たり50gほど施し、腐葉土(又はバーク堆肥)と一緒に庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。後は、開花期間が長いので、月に1〜2回化成肥料を追肥をします。 鉢やプランターに植える場合は、市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、植え付け後1月ほどしたら、追肥として1週間〜10日に1回程度液肥を与えます。 用土を調整したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、追肥として液肥を同様に施します。 病気・害虫 秋に定植したときは、さほど病害虫の被害を受けることはありません。 春まきの場合は、生育につれて、気温が高くなってきますので、アブラムシが付いたり、梅雨や長雨のときに灰色カビ病が発生することがあります。 |
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