カラー(湿地性)|育て方と花の写真|365花撰|栽培の手引集

カラー(湿地性) Zantedeschia aethiopica

カラーの花
写真 カラー
撮影時期 2008.6.8
撮影場所 野市町にて
科名・属名

サトイモ科
オランダカイウ属

園芸分類

春植え球根

別名

オランダカイウ

原産地

南アフリカ

用途

庭植え

花期

6〜7月

【カラー(湿地性)について】

カラーといえば、最近は、カラフルな畑地性のカラーがよく栽培されるようになってきましたが、湿地性のエチオピカ(Z. aethiopica)の白花が川縁に咲いているのもなかなか風情があります。

同じカラーでありながら、湿地性と畑地性では栽培方法が異なります。オランダカイウとも呼ばれる湿地性のエチオピア種は、南アフリカのケープ地方が原産で、水辺などの湿地を好む半面、乾燥を嫌います。

【花の特徴と性質】

草丈

1mほどになります。

純白の大輪の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性があり暖地では戸外で冬を越します。

学名の説明

Zantedeschia・・・・・19世紀のイタリアの植物学者 Zantedeschi への献名

aethiopica・・・・・「エチオピアの」

【主な種類と品種】

仏炎苞に緑色部分がある ‘グリーンリリー’ という品種があります。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

湿地性のカラーも湿り気のあるところであれば庭植えができますし、鉢やプランターに植えて楽しむこともできます。植えつけの適期は、3月ごろです。

鉢植えの場合は、6〜7号鉢に植えつけます。

鉢植えの用土

用土は、水持ちのよい用土を使います。田土が手に入ればそれを使ってもかまいませんし、赤玉土に、バーミキュライトやピートモスを混ぜたものなどを使います。

植え付けの深さ

鉢やプランターに植える場合は、球根の頭が鉢土と同じ高さぐらいになるように植えつけます。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりがよく、湿り気が保てるような場所に植えつけます。

鉢やプランターは、日当たりのよいところで育てます。夏は、午前中は半日陰になり、午後は日陰になるところに置きます。

植え替え

庭植えの場合は、植えっぱなしにできます。株が混みあって来たら分球を兼ねて植え替えます。

鉢やプランターに植えている場合は、毎年、若しくは2年に1回程度、新しい用土に植え替えるようにします。

日常の管理

鉢やプランターに植えた場合は、成育期間中に水切れを起こさないように腰水で育てると管理が楽です。

庭に植えた場合は、晴天が続き、地面が乾燥してきたらたっぷりと水やりをします。

休眠期の管理

耐寒性がありますので、関東以西の暖地では、毎年掘り上げる必要はありません。冬が来たらバーク堆肥を株の周囲に敷いておきます。

鉢やプランターに植えている場合は、掘り上げてもかまいませんが、植えっぱなしのまま、暖かいところで春まで保管することもできます。

ふやし方

植え替えの時に、分球して増やすことができます。

肥料

花壇に植えている場合は、特に肥料は必要ありません。

鉢やプランターで育てる場合は、芽が出たときと、花後に化成肥料を少量与えます。

病気・害虫

それほど被害を与えるものはありません。

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