オオベンケイソウ |
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【オオベンケイソウについて】 |
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オオベンケイソウは、中国や朝鮮半島原産のベンケイソウ科の多肉質の多年草です。以前は、マンネングサ属に分類されていましたが、今は別属のムラサキベンケイソウ属に分類されています。名前は、ベンケイソウ(H. erythrostictum)に比べて、全体に大型であることに由来します。 このオオベンケイソウは大型の散形花序(花房が大きい)で、花が美しく、‘オータムジョイ’などの園芸品種もあり、よく栽培されています。なお、ベンケイソウは、本州、九州、朝鮮半島などに分布していますが、園芸植物としては、あまり栽培されていません。 ところで、ベンケイソウ科にはベンケイソウ属があるように思いますが、そうした属はなく、クラッスラ属、カランコエ属、マンネングサ属が主要な属です。園芸種としては、本属のムラサキベンケイソウ属のほか、キリンソウ属、イワレンゲ属などに含まれるいくつかの種類があります。 【栽培メモ】 多肉質の多年草なので、庭植えは難しいように思いますが、大変丈夫で、水はけのよいところに植えておけば、梅雨時も枯れることはありませんでした。逆に、鉢植えで、過保護にして乾燥させすぎるとよくありませんでした。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【オオベンケイソウの概要】 |
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草丈 30〜60pほどになります。 花 多肉植物のような肉厚な葉の上に、濃桃色や淡桃色の花を咲かせます。 耐寒性・耐暑性
一見すると寒さに弱そうな感じを受けますが、以外と寒さに強く、温暖地では冬が近づくと地上部は枯れてしまいますが、その下から次の新しい葉(冬芽)がすぐに出てきます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Hylotelephium・・・・・hyle(森林)+telephion(ベンケイソウ)が語源です。 spectabile・・・・・「顕著な」、「見栄えのする」 erythrostictum・・・・・ギリシャ語の erythro(赤)+ stiktos(斑点)が語源です。 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢やプランターで育てる場合は、過湿にならないように管理します。 植え付け 一般には、9月頃に開花株が鉢植えで売られていますので、これを買って育てることになります。鉢植えはもちろん、水はけがよいところであれば庭植えもできます。 温暖地では、花が終わった後、庭に下ろすと後の管理が楽です。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものにパーライト(軽石砂)を1〜2割程度混ぜた用土が一例です。 株間 庭植えの場合は、30cmほどにします。鉢植えなら6〜7号鉢に1株植えます。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。水はけがよくないと生育が悪くなりますので、少し土を盛り上げて植えつけるようにします。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 鉢植えは、2年に1回を目安に、株分けを兼ねて春に植え替えをします。 日常の管理 鉢植えは、やや乾燥気味に育てますが、特に、夏の高温時は水やりを控えめにして、乾燥気味にした方が花付きがよくなります。もっとも、乾燥させすぎると生育が悪くなりますので注意します。 梅雨時や長雨が予想されるときは、雨のかからないところに移したほうが安全です。 冬の管理 一見すると寒さに弱そうな感じを受けますが、以外と寒さに強く、温暖地では冬が近づくと地上部は枯れてしまいますが、その下から冬芽が出てきます。 関東以西の温暖地では戸外で冬を越しますが、強い霜が予想されるときは不織布をべた掛けするなどしておけば安心です。 鉢やプランターに植えている場合は、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは少なくしますが、鉢土が十分に乾いたら晴れた日の午前中に軽く水やりをします。 ふやし方 春の植え替え時に株分けしてふやすことができます。挿し芽も簡単にできます。普通の庭土に挿しても容易に発根します。 肥料 庭植えの場合は、肥料はほとんど必要ありません。逆に、夏に肥料が効いていると高温多湿で腐りやすくなります。 鉢植えの場合は、4月から6月ごろに緩効性の固形肥料を置肥するか、もしくは液肥を月に2回ほど与えます。 病気・害虫 メイガの幼虫が発生することがあります。 |
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