オキシペタラム

オキシペタラムの花
写真 オキシペタラム
撮影時期 2005.5.28
栽培状況 鉢植え(冬は軒下で管理)

科名・属名

ガガイモ科
トゥイーディア属

園芸分類

半つる性宿根草

別名

ルリトウワタ
ブルースター

原産地

ウルグアイ、ブラジル

用途

鉢植え、庭植え

花期

5〜9月

【オキシペタラムについて】

オキシペタラムは、ブラジルからウルグアイが原産のカガイモ科の宿根草で、この呼び名は、旧の属名から来ています。今は、属名が変わりトゥイーディア属とするのが一般的です。

なお、オキシペタラム(Oxypetalum)は、ギリシャ語の oxy(鋭い、とがった)+ petalum(花弁、花びら)が語源ですので、花の形態から命名されたものと考えられます。

水色と言う表現がぴったりの涼しげな色合いですので、別名のブルースターという呼び方がこの花にはあっているような気がします。ただし、最近、'ローズスター'という赤花の品種が出てきましたので、ブルースターと言う名前がそぐわなくなってくるかもしれません。

苗を購入して育てるのが一般的ですが、タネが販売されていますのでタネから育てることができます。

葉や茎を傷つけると乳汁が出ますが、人によってはかぶれることがありますので、摘心など作業をするときは手袋をした方が安全です。生花にするときも、この乳汁が水揚げを悪くしますので、流水で切り口をよく洗ってから生けるようにします。

【栽培メモ】

比較的耐寒性があり、庭植えの株を農ポリでトンネルをしておいたら冬を越しました。また、鉢植えの株も、霜の当たらない軒下に置いてあったところ大丈夫でした。

春にタネをまいて育てた場合、苗の成育がかなりゆっくりなので、その年には期待したほどは咲いてくれませんでした。

冬を越して2年目以降になると枝数も増えて、よく咲いてくれました。上の写真はタネから育てたものですが、この株は3年目になります。

【オキシペタラムの概要】

オキシペタラムの花

草丈

40cm〜1mほどになります。葉や茎に白い毛があります。

花径3pほどの5弁の星形の花で、淡紫から淡青に変化します。ユニークな色合いで人気があります。赤い花の咲く品種も流通するようになってきました。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

暑さには強いですが、耐寒性はそれほどありません。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ タネから育てる場合:比較的やさしい

※ 苗から育てる場合:やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Tweedia caeruleum

学名の説明

Tweedia・・・・・スコットランドからアルゼンチンに移住して活動した植物学者 John Tweedie への献名

caeruleum・・・・・「青色の」

【主な種類と品種】

種苗会社のカタログでは、単にオキシペタラムとして載っていますし、園芸店でもその名前で売られています。最近、赤い花が咲く'ローズスター'という品種を見かけるようになりました。

【育て方と栽培のポイント】

栽培のポイント

※ あまり分枝しませんので、摘芯をして枝数を増やすようにします。

タネまき

タネから育てる場合、発芽適温が20度ですので、4月下旬から5月上旬にタネをまきます。直根性で移植を嫌うので、ポットや小鉢に2〜3粒ずつまき、覆土は5mmほどにします。

発芽後、成育のよい苗を1本残して、他は間引きします。苗の成育がゆっくりなので、育苗期間が長くなります。

植え付け

タネをまいて育てた場合は、鉢底に根が回ってきたら定植します。植えつけの際、摘芯をしておくと枝数が増えて花がたくさん咲くようになります。

鉢やプランターで育てる場合は、初夏が近くなると、園芸店やホームセンターなどで苗が販売されますので、これを植えつけると簡単に栽培できます。

花壇に植えつけるときは、酸性土壌を嫌いますので植え付け前に苦土石灰を1u当たり50gほどまいて耕しておきます。

植え付けるときは腐葉土(バーク堆肥)を1u当たり5〜10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。植え付けた後は、根付くまで庭土が乾いてきたら水やりします。

オキシペタラムの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

20pほどにします。標準のプランターの場合は、3株を目安に植えつけます。

植え場所・置き場所

日当たりと水はけのよいところに植えつけます。

鉢やプランターの場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

鉢植えの場合は、表面が乾いてから与えるようにし、過湿にならないよう注意します。

オキシペタラムは、あまり分枝しませんので、植えつけた後も、早めに摘芯をして枝数を増やすようにします。

草丈が伸びてくると倒れやすくなりますので、支柱が必要になります。

花ガラをそのままにしておくと、株が弱りますので早めに取り除きます。

冬の管理

霜に当たると傷みますので、花壇に植えている場合は、冬が近くなったら切り戻しをして、霜除けします。

鉢やプランターで育てている場合は、霜の当たらない軒下などに移して、水やりは少なくします。

ふやし方

6〜7月ごろに挿し木をすることができます。また、タネを採っておいて播きます。

肥料

元肥に化成肥料を1u当たり50gほど施します。鉢やプランターの場合は、元肥のほか4月以降、液肥を2週間に1回を目安に与えます。

病気・害虫

アブラムシが付きやすいので、見つけたら防除しておきます。

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