エスキナンサス |
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【エスキナンサスについて】 |
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エスキナンサスは、インドやマレー半島に自生するイワタバコ科エスキナンサス属の半つる性の着生植物です。茎が伸びてくると枝先が垂れてきますので、吊り鉢などにして育てることができます。 この属の中で、よく栽培されているのは秋から冬に開花するスペオサス(A. speciosus)と春に開花するラディカンス(A. radicans)です。 【栽培メモ】 耐寒性がありませんが、購入したスペキオサスを、冬場、室内に取り込んだところ葉が落ちることはありませんでした。また、下の写真のラディカンスは、過湿になったためと思われますが生育が悪くなり、花が咲くところまでいきませんでした。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【エスキナンサスの概要】 |
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草丈 そのままでは上には伸びず、茎が伸びてくると枝先が垂れてきます 花 筒状の花で、オレンジ〜赤色が一般的です。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強いですが、強い日ざしを嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Aeschynanthus・・・・・ギリシャ語の aischune(恥じる)+ anthos(花)が語源で、赤い花を赤面した様子にたとえたものです。 speciosus・・・・・「美しい」、「きれいな」 radicans・・・・・「根を生ずる」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 耐寒性が弱いので、冬の保温に気をつけます。 植え付け 耐寒性がないので、鉢植えでの栽培になります。茎が伸びてきますので、吊り鉢にして育てることができます。 園芸店やホームセンターなどで開花株が販売されていることがありますので、これを買って育てます。植えられている鉢が小さくて根詰まり気味のときは、根鉢を崩さないようにして一回り大きい鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライト(又は軽石砂)を5:3:2程度に混ぜた用土が一例です。 置き場所 春と秋は戸外の半日陰に、夏が近づいてきたら明るい日陰に置きます。また、年間を通じて、レースのカーテン越しの日が当たるところでも差し支えありません。 植え替え 根詰まり気味になったら、5月中旬〜6月ごろに植え替えます。この時に、伸びすぎた茎は切り詰めておきます。 鉢から抜いて、表土と根鉢の古い土を適宜に落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、少し多めに古い土を落として植え替えます。 日常の管理 過湿を嫌いますので、鉢土の表面がよく乾いてから水やりをします。また、生育期間中に、ときどき霧吹きで葉水を与えると生育には効果的です。 夏の管理 強い日ざしを嫌いますので、初夏になったら直射日光を避け明るい日陰に置きます。鉢土の過湿を嫌いますが、植物自体は多湿な環境を好みますので、ときどき葉水を与えてやります。 冬の管理 耐寒性がないので、冬が来る前に室内に取り込みます。日当たりのよい暖かい場所に置き、水やりは控えめにします。 ふやし方 6月ごろに挿し木で増やすことができます。 肥料 生育期の5〜10月ごろに、緩効性の固形肥料を2か月に1回程度置肥します。もしくは液肥を2週間に1回程度与えます。 病気・害虫 カイガラムシが付くことがあります。 |
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