ヒメエニシダ |
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【ヒメエニシダについて】 |
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ヒメエニシダは、地中海沿岸地方原産の落葉低木で、春先に園芸店やホームセンターなどで鉢植えのものを見かけます。あざやかな黄色の花が印象的ですが、通常よく見かけるエニシダと比較すると、日本の高温多湿が苦手で少々育てにくいと言えます。 ヒメエニシダに限らず、エニシダは、元気に育っていても突然枯れてしまうことがあります。地中海沿岸の原産で、元々日本の気候にはあまり適していないので、生理的なものではないかと言われています。 【栽培メモ】 ヒメエニシダはエニシダよりは高温多湿に弱いようで、早めに庭に降ろそうと思っているうちに時機を失して夏に枯れてしまいました。 |
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【ヒメエニシダの概要】 |
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樹高 一般には30〜40pの樹高のものが売られていますが、1m近くにはなるようです。 花 あざやかな黄色の花が穂状に咲きます。 耐寒性・耐暑性
無霜地域では庭植えできますが、エニシダと比較すると耐寒性が弱く、霜が当たると傷んでしまいます。また、夏の高温多湿が苦手です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Cytisus racemosus 学名の説明 Cytisus・・・・・ウマゴヤシ(地中海地方原産のマメ科の一・二年草)のギリシャ名を転用したものです。 racemosus・・・・・「総状花序の」 |
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【主な種類と品種】 |
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よく見かける鮮黄色の品種の他、花色の淡い‘レモン'という品種があります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 夏場は、風通しのよい半日陰〜明るい日陰に置きます。 植え付け 通常、春に開花株が出回っていますので、これを買って育てます。木があまり大きくならないことと耐寒性が弱いので、鉢植えで育てるのが一般的です。 開花株を買った場合、鉢が小さい場合がほとんどですので、大きめの鉢に植え替えます。その際、根鉢を崩さないようにします。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 置き場所 秋から春は日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 毎年、3〜4月ごろに行いますが、根鉢はあまり崩さないようにして新しい用土に植え替えます。 日常の管理 高温多湿を嫌いますので、鉢植えの場合、梅雨時は、雨のかからないところで管理します。 剪定 花が終わったら切り戻しておきます。 夏の管理 高温多湿に弱いので、夏が近づいたら風通しのよい半日陰もしくは明るい日陰に置きます。 冬の管理 鉢やプランターに植えている場合は、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら水やりをします。 肥料 春先に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 突然枯れてしまうことがありますが、生理的なものと言われています。 |
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