エキナセア Echinacea purpurea

エキナセアの花
写真 セキナセア
撮影時期 2015.6.21
栽培状況 庭植え
科名・属名

キク科
エキナセア属

園芸分類

宿根草

別名

ムラサキバレンギク

原産地

北アメリカ東部

用途

庭植え

花期

6〜7月

【エキナセアについて】

エキナセアは、キク科の宿根草で、もともとは北米の限られた地域に自生し、薬用植物として古くからアメリカ先住民達に珍重されてきたそうです。

栽培が比較的簡単で、ドライフラワーにも利用できるため、欧米では一般家庭でも広く栽培されています。花の形がおもしろいので、見かける機会も多くなってきました。

名前が付いている品種は、通販などで入手することになります。1株の単価が高いのは、株分けが難しいからで、育てるのが難しいわけではありません。

なお、エキナセアと言う名前は属名から来ていますが、 ラテン語でechinaceus は、「棘のある」あるいは「針のある」という意味ですので、花びらの上の部分がその形をしていますので、ここから来たのではないかと思われます。

栽培したところでは、耐暑性、耐寒性があり、育てやすいですが、品種によっては耐暑性があまり強くないものもありますので、午後、日陰になる花壇に植えています。

タネも販売されていますので播いてみましたが、発芽もまずまずで特に難しいことはありませんでした。

【花の特徴と性質】

エキナセアの花

草丈

草丈50〜60cmになります。

花径10pほどの花を咲かせます。写真のように花の形が独特で、花の芯が盛り上がり、橙褐色に色づいて長く残ります。

花色が非常に豊富になり、赤、ビンク、黄色、白色の花があります。また、八重咲きの品種もたくさん出ています。

耐寒性・耐暑性

耐暑性、耐寒性があり、露地で越冬できます。

耐寒性・耐暑性

Echinacea・・・・・ギリシャ語の echinos(とげ、針)が語源です。

purpurea・・・・・「紫の」

【主な種類と品種】

ピンクダブルデライト

濃桃色の万重咲きで、株がコンパクトなのであまり場所をとりません。(写真:上から2枚目)

キムズモップヘッド

草丈20〜30pの矮性で、花は白花の大輪です。

ハーベストムーン

エキナセアの中では珍しい黄色の花が咲きます。株はコンパクトです。(写真:最下段)

ココナッツライム

淡い緑色の花で、株はコンパクトです。

ピンクパッション

株がとてもコンパクトで、きれいなピンクの花がたくさん咲きます。(写真:下から2枚目)

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

タネから育てる場合は、暖地では秋まきもできますが、通常は3下旬〜4月ごろにまきます。箱播きもできますが、ポリポットに直接播いてもかまいません。

覆土はタネが隠れる程度にごく薄くします。発芽まで2〜3週間を要しますので、その間、用土が乾かないように注意します。

育苗箱に播いた場合は、発芽後、本葉が3〜4枚のころにポットや小鉢に植え替えまて苗を育てます。

エキナセアの花

植え付け

タネをまいて育てたときは、ポットに根が回ったら花壇やプランターに定植します。秋まきの場合は、その年の冬はフレームや軒下で管理し、春になって定植します。

苗を購入して花壇に植えるときは、3〜4月ごろが適期ですが、暖地では秋に植えても差し支えありません。

深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の堆肥と化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

日陰では生育が悪いので、日当たりと排水のよいところを選びます。丈夫で、土質を選びません。

ただし、栽培した経験では、午後は日陰になるようなところがよく、特に、関東以西の暖地では夏の西日が当たるようなところはあまりよくありません。

鉢やプランターも日当たりのよいところに置いて育てますが、夏場は半日陰に移します。

株間

株が大きくなりますので、30〜40pほどの間隔をとります。

植え替え

花壇に植えた場合は、ずっと植えっぱなしでかまいませんが、大株になって花付きが悪くなってきたようなときは、3〜4月ごろに株分けして植え替えます。

鉢植えの場合は、毎年植え替えをしないと根詰まりする恐れがあります。鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。

日常の管理

丈夫で手がかかりませんが、花が終わったら花茎を切り取っておきます。

鉢やプランターに植えた場合は、過湿になると根腐れを起こしやすいので、やや乾燥ぎみに管理します。

エキナセアの花

冬の管理

冬が来たら地上部が枯れますので地際から切り取っておきます。

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。

鉢やプランターに植えている場合は、水やりを少なくしますが乾燥させすぎないようにします。

肥料

花壇に植える場合は、植え込み時に緩効性の化成肥料を入れて庭土とよく混ぜてから植えつけます。後は、花後と9〜10月ごろに追肥します。

鉢やプランターの場合は、植え付け、植え替え時に緩効性の化成肥料を用土に混ぜて植え付けます。

後は、夏場を除き10月ごろまで月に1回程度緩効性の化成肥料を置き肥するか、液肥を月2回程度与えます。

病気・害虫

特にありません。

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