イブキジャコウソウ |
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【イブキジャコウソウについて】 |
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イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)は、シソ科イブキジャコウソウ属の宿根草です。イブキジャコウソウ属は、一般にタイムと呼ばれハーブとしておなじみですが、この属の中で日本に唯一自生するのが本種で、日本のタイムとも呼ばれます。 タイム・ロンギカリウスによく似て這性ですので、グランドカバーとしても利用できます。因みに、名前の由来は、「イブキ」は伊吹山に多いことから、また、「ジャコウ」は香水のジャコウの香りがするからだといわれています。 寒さに強く、また、耐暑性も強いとまでは言えませんが、そこそこ暑さに耐えますので比較的育てやすい宿根草です。 【栽培メモ】 庭植えにして1日中日の当たるところに植えてみましたが、香南市野市町の暑さが厳しかっのか、あまりよく育ちませんでした。底の浅いボールプランターに植えて、夏は半日陰に置いて育てたところ、よく育ってくれました。 |
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【イブキジャコウソウの概要】 |
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草丈 草丈は5〜10pほどで、ほふく性で横に広がります。 花 とても小さな淡いピンクの花が一面に咲きますので、なかなか美しいものです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性があり、耐暑性もそこそこあります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Thymus quinquecostatus 学名の説明 Thymus・・・・・ギリシャ語の thyme(香)に由来しています。 quinquecostatus・・・・・ quinque(5つ)+ costatus(中脈のある)が語源です。 |
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【主な種類と品種】 |
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ピンクの花が咲く品種が一般的ですが、白花もあります。ただし、白花はほとんど流通していません。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 梅雨が来る前に、全体を刈り込んで、蒸れを防ぐようにします。 植え付け イブキジャコウソウは、ほふく性で茎が地面を這うように広がり、クッションのようになります。 このため、庭植えにしてグランドカバーとして利用できます。また、浅底で径の大きな丸形のプランターに植えても楽しむことができます。 植え付けは、春でも秋でもかまいません。秋に苗を植えつけるか、春に花の咲いた株が園芸店やホームセンターなどに出てきますので、これを買って植え付けます。この際、深植えにならないようにします。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。赤玉土、鹿沼土、軽石、腐葉土(又はバーク堆肥)を3:3:2:2程度に混ぜた用土が一例です。 植え場所・置き場所 庭植えは、水はけのよいところでないとよく育ちません。また、日当たりがよいところが適していますが、西日が長く当たるようなところは避けるようにします。 鉢やプランターで育てる場合も、夏場以外は日当たりのよいところに置きます。 株間 30pほどにします。 植え替え 鉢やプランターに植えた場合は、株がいっぱいに広がってきたら、株分けを兼ねて植え替えます。 日常の管理 鉢やプランターで育てる場合は、過湿にならないようにします。過湿にすると根腐れすることがあります。 梅雨が来る前に、全体を刈り込んで、蒸れを防ぐようにします。 夏の管理 鉢やプランターで栽培している場合は、夏場は半日陰に置いて株が蒸れるのを防ぎます。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。 ふやし方 通常は、株分けで増やしますが、挿し芽もできます。 肥料 春先と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。量は少な目にします。多肥にすると徒長して締まりのない株になってしまいます。 病気・害虫 アブラムシが付くことがあります。 |
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