ウインターコスモス |
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【ウインターコスモスについて】 |
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ウインターコスモスは、テキサス州などアメリカ合衆国南部原産のキク科センダングサ属の宿根草です。庭が何となく寂しくなった晩秋に咲いてくれる数少ない花のひとつです。 ビデンス属の草花は、総じて夏の暑さが苦手ですが、ウインターコスモスは暑さに強く、栽培は容易です。 ところで、ビデンスをひとまとめにしてウインターコスモスとしている例がありますが、ビデンスの中でもフェルリフォリア(B. ferulifolia)やオーレア(B. aurea)は、ほとんど秋には咲きません。ですので、これらをウインターコスモスと呼ぶのは間違いです。 ビデンスの中でも、秋に咲くビデンス・ラエビスがウインターコスモスと呼ばれるべきです。ただし、冬に咲くわけではないので、ウインターというのは少し誇張があります。 【栽培メモ】 大変丈夫で、夏の暑さもさほど苦にしません。放任すると草丈が高くなりますので、夏の間に摘芯をしていますが、そうすることによって大変にぎやかに咲いてくれます。 冬の間も咲くわけではありませんが、12月になっても霜の降りそうな寒さになる頃までは咲いています。 |
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【ウインターコスモスの概要】 |
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草丈 放任すればどんどん伸びて1.5m近くになります。 摘芯をすれば1m程度には抑えられます。 花 花径が5p程度で、黄色、白色、黄色に爪白などです。一般的に園芸店やホームセンターで販売されていて、手に入りやすいのは黄色系です。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があります。冬になると地上部が枯れ込みますが、株は生きていて春になると生育を始めます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Bidens laevis 学名の説明 Bidens・・・・・bi(二つ)+ dens(歯)が語源です。 laevis・・・・・「平滑な」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 草姿をよくし、草丈を低く押さえるために、生育を見ながら適宜に切り戻しをします。 植え付け 園芸店やホームセンターなどでポット苗が売られていますので、これを買って植えつけます。春に植えつけたときはその年の秋によく咲きますが、秋に植えつけたときは、翌年の秋によく咲いてくれます。 庭に植えた方が、一面に咲いて本来のよさが発揮できますが、プランターでも十分に楽しめます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 植え替え 生育がとても旺盛で、小さな苗を植え付けても2年目にはかなり大きな株になりますので、株が混み合ってきたら、春に株分けをして植え替えます。 鉢やプランターで育てている場合も、毎年、株分けを兼ねて春に植え替えます。 植え場所・置き場所 植え付け場所は、日当たり、排水のよい場所とします。 鉢やプランターも日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 丈夫で、手間もかからなないのですが、放任はいけません。というのも、手を加えないと、丈夫なために草丈がどんどんのびて、草姿が悪くなるだけでなく、開花時に倒れてしまうからです。 草丈を低く押さえるために、生育を見ながら、摘芯をする必要があります。 冬の管理 寒くなってくると地上部が枯れて冬芽が出てきますので、枯れた枝を地際で刈り取っておきます。 寒さに強く、霜除けの必要はありません。 ふやし方 植え替えの時に、株分けをして増やすことができます。 肥料 庭に植えた場合は、春と秋に緩効性の肥料を与えますが、あまり多肥にする必要はありません。 鉢やプランターの場合は、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、春と秋に緩効性の固形肥料を与えます。 病気・害虫 アブラムシを見つけたら、早めに駆除します。葉ダニもつきやすいと言われますが、それほどの発生は見ていません。 |
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