アロンソア |
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【アロンソアについて】 |
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アロンソアは、ペルーやコロンビアが原産のゴマノハグサ科の属のひとつです。この属には12種が知られていますが、一般に栽培されているのは、ペルー原産のワルスケウィチー(A. warscewiczii)で、園芸上、アロンソアと言えば、通常は本種を指します。メリディオナリス(meridionalis)と表記される場合もありますが同義です。 (春)まき一年草で、和名はベニコチョウ(紅胡蝶)です。あまり栽培されることが少ないですが、寒さにさえ気をつければ、丈夫で、比較的育てやすい草花です。 ひとつの花は小さいですが、たくさん咲いてくれますので鉢植え、庭植えで長く楽しめます。元々は多年草のようですが、耐暑性が弱いので一年草として扱われています。 【栽培メモ】 耐暑性が弱く、春まきしたものは、十分咲かないうちに夏の暑さでダメになりました。 次は、秋まきにして、プランターに植えた株を霜の当たらない軒下に置いてありましたが、こちらの方は特に問題なく育ち5月初めに見ごろになりました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【アロンソアの概要】 |
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草丈 50〜60cmほどです。 花 花径2cmほどで、花色は赤または橙です。ピンクやサーモンの花色の品種も出てきています。 耐寒性・耐暑性
半耐寒性ですが、霜除けをしないと冬を越せません。また、耐暑性もそれほどありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱いの4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やや難しい ※ 苗から育てる場合:比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Alonsoa・・・・・コロンビアの首都ボコタのスペイン人の役人だった Alonzo Zanoni への献名 meridionalis・・・・・「子午線の」 warscewiczii・・・・・19世紀のポーランド人の蘭コレクター Joseph Warsczewica への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 温暖地では、秋まきにした方がよい結果が得られます。 タネまき タネから育てる場合、春まきも秋まきもできますが、春まきの場合は夏の高温多湿が、また、秋まきの場合は冬の寒さが問題になります。 関東以西の温暖地では、夏の高温多湿は避けようがありませんので、秋まきにして、冬は霜除けをした方がよい結果が得られると思われます。寒冷地の場合は、春まきにします。 発芽適温は20度程度ですので、秋まきの場合は、9月中旬〜10月上旬に播きます。 育苗箱やピートバンに播き、覆土は、タネが隠れる程度の1〜2mm程度にします。発芽後、本葉3〜4枚のころにポリポットに植え替えて苗を育てます。 植え付け タネを播いて育てた場合は、本葉が5〜6枚になって、ポットの底に根が回ってきたら花壇やプランターなどに定植します。 花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり50〜100gほど撒いて、庭土とよく混ぜておきます。 植え付ける際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lと化成肥料を50gほど撒いて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。 タネから育てると少し手間がかかりますが、春には園芸店やホームセンターなどにポット苗が出てきますので、これを買って植え付けると手軽に花を楽しめます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 20pほどにします。60pの標準のプランターなら3〜4株が目安です。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 春になったら、摘芯をすると株が整い、花茎も増えて開花時の見栄えがよくなります。また、花後に切り戻しをしておきます。 夏の管理 夏の高温多湿に弱いので、鉢やプランターに植えている場合は、風通しのよい半日陰に移します。それでも、関東以西の温暖地では夏越しは厳しいと言えます。 冬の管理 秋に花壇に定植したときは、寒さの厳しい時期は不織布又は農ポリでトンネルをするなどして霜除けをします。 鉢やプランターに植えた場合は、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら午前中に水やりをします。 肥料 花壇に植える場合は、植え付け時に化成肥料を1u当たり50gほど与えます。追肥はあまり必要ありません。 鉢やプランターに植える場合は、元肥として緩効性の化成肥料を与えます。後は、追肥として、冬場を除き2週間に1回ほど液肥を与えます。 病気・害虫 アブラムシが付くことがありますので、見つけたら早めに駆除します。 |
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