アメリカリョウブ |
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【アメリカリョウブについて】 |
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アメリカリョウブは、北アメリカ東部原産のリョウブ科リョウブ属の落葉低木です。リョウブ( Clethra barbinervis)は日本の山野に自生する落葉小高木で樹高が5mほどになりますが、アメリカリョウブはずっと小型でコンパクトな樹形になります。 穂状に咲く花には、ほのかな香りもあり最近人気が出ています。また、若木のうちから花をつけるのも魅力です。 ところで、リョウブは、漢字で「令法」と書きますが、これは、飢饉に備えて令によりこの木を植えさせたことに由来しますが、葉を蒸してから乾燥させて飢饉の備えにしたようです。 【栽培メモ】 春、芽を吹くのが遅いので、「枯れたのかな?」と思ったりしますが、やがて葉が展開してきて、花が咲きます。一見すると弱そうな印象ですが、なかなか丈夫です。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【アメリカリョウブの概要】 |
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樹高 1.5〜2mほどになります。剪定をすれば低く抑えることができます。 花 白やピンクの花が穂状に咲きます。花穂は早くから出てきますが、ゆっくりと色づきます。 耐寒性・耐暑性
暑さ、寒さにも強く、育てやすい花木です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱いの4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Clethra・・・・・ハンノキ属の古代ギリシャ名を転用したもの alnifolia・・・・・「ハンノキのような葉の」 barbinervis・・・・・「毛深い葉脈の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 庭に植える場合、強い西日が当たるところは避けるようにします。 植え付け 鉢植えで育てたことはありませんが、樹勢からすればある程度までは鉢植えで育てることも可能ではないかと考えられます。 園芸店やホームセンターなどで苗木を売っていることは少ないので、種苗会社のカタログやネットを通じて購入します。植えつけは、11月〜12月又は2月頃が適期です。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え場所 日当たり、水はけのよい場所に植えます。日当たりが悪いと花付きが悪くなります。 ただし、やや湿ったような環境を好みますので、夏の強い西日が当たるところは避けるようにします。 剪定 花は、その年に伸びた枝に咲きますので、落葉期の1〜2月に剪定します。 樹形がコンパクトで、伸びすぎた枝を切り詰める程度で、あまり手間がかかりません。 木が大きくなりすぎたときは、強剪定をしてコンパクトに仕立て直します。 肥料 2月ごろに寒肥として有機質肥料を株の周りに施しておきます。 病気・害虫 特にはありません。 |
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