アフェランドラ |
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【アフェランドラについて】 |
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アフェランドラ属はブラジルなど中南米の熱帯から亜熱帯に150種以上が分布しています。この中で、園芸店やホームセンターなどでよく見かけるのは、ブラジル原産のアフェランドラ・スクアロサ(Aphelandra squarrosa)の園芸品種の‘ダニア’です。通常、アフェランドラといえば本種を指します。 この‘ダニア’は、白い葉脈がとても印象的でよく目立ちますし、黄色の花が咲きます。耐寒性はありませんが、極端に弱いということはなく、室内に取り込めば冬を越すことができます。 【栽培メモ】 水切れを嫌うので、夏場の水やりが少し手間でした。2020年の1〜2月は暖冬でとても暖かかったので、土間に置いてありましたが、葉を落とすことなく冬を越して、翌年も楽しませてくれました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【アフェランドラの概要】 |
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樹高 本種は2mほどになるようですが、園芸品種の‘ダニア’は矮性で、園芸店やホームセンターなど園芸店で見かけるのは30〜40pほどです。 花 一見して花のように見えるのは苞で、花は密に重なった苞の間から出てきます。 耐寒性・耐暑性
高温多湿を好み、耐寒性はありません。それでも、最低でも5度程度あれば冬を越せます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱いの4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Aphelandra・・・・・ギリシャ語の apheles(単性)+ andro(雄の)が語源です。 squarrosa・・・・・「ざらざらした」、「ちじれた」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 水切れさせないようにします。 植え付け 通常は、園芸店やホームセンターなどで開花株を買って育てることになりますが、耐寒性が弱いので、鉢植えでの栽培になります。 鉢植えの用土 赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、軽石砂(パーライト)を6:3:1程度に混ぜた用土など、水はけのよい用土を使います。 置き場所 11〜4月は、日当たりのよい窓辺に置いて、レースのカーテン越しの日が当たるところに置きます。 暖かくなったら戸外に出してもかまいませんが、強い直射日光が当たると葉やけを起こしますので、5月〜10月は明るい日陰に置きます。 植え替え 植え替えは、5〜9月のうちに行います。鉢から抜いて、表土と根鉢土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、少し多めに古い土を落として植え替えます。 日常の管理 水切れを起こすと下葉が傷みますので、鉢土の表面が乾ききらないうちに、たっぷりと水やりをします。 花が終わったら、茎を半分程度に切り戻します。ただし、購入した年は茎が伸びていませんので、花穂を切り取る程度にしておきます。 冬の管理 耐寒性がありませんので、寒くなって来たら室内に取り込みます。水やりは少なくしますが、鉢土が乾いてきたら晴れた日の午前中に水やりをします。 ふやし方 繁殖は挿し木が可能で、5〜8月にバーミキュライトとパーライトを同程度に混ぜた用土などに挿します。 肥料 4〜10月ごろに、月に2回程度液肥を与えるか、緩効性の固形肥料を1ヶ月に1回ほど置肥します。 病気・害虫 カイガラムシやアブラムシが付くことがあります。 |
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