アルケミラ・モリス |
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【アルケミラ・モリスについて】 |
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アルケミラ・モリスは、コーカサス地方原産のバラ科ハゴロモグサ属の多年草です。ハゴロモグサ属の中で一般によく栽培されているのが本種で、ハーブとしても扱われ、レディースマントルと呼ばれます。なお、属名になっているハゴロモグサ(Alchemilla japonica)は、中部地方や北海道の高山に自生する多年草です。 アルケミラ・モリスは、黄緑色の花で、それほど目立つ色彩の花ではないかもしれませんが、日陰にも強く、こうした場所でのグランドカバーとして利用されています。ただし、耐暑性が弱いので、温暖地での栽培では夏を越すことが難しいと言えます。 【栽培メモ】 二度ほど庭植えで挑戦してみましたが、午後に日陰になるところに植えても、やはり夏の暑さを乗り切ることができず夏には枯れてしまいました。 もう一度、プランターに植えて育てましたが、猛暑に見舞われた年でもあり結果は同じでした。ただし、花はよく咲いてくれましたので、それだけでも十分に楽しめました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【アルケミラ・モリスの概要】 |
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草丈 30〜40pほどです。 花 黄緑色の小さな花がたくさん咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強いですが暑さと乾燥に弱く、夏の直射日光を嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱いの4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Alchemilla・・・・・アラビア語の Alkemelych(絹状軟毛)に由来しています。 mollis・・・・・「柔軟毛のある」 |
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【主な種類と品種】 |
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ハゴロモグサ属には300種ほどあるといわれていますが、園芸として栽培されているのはアルケミラ・モリスです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 初夏から初秋までは、涼しいところで育てます。 植え付け 鉢植えでも庭植えでも楽しめますが、耐暑性が弱いので、温暖地の場合は季節に応じて移動できる鉢やプランターに植えた方がよいかと思われます。 植え付けは秋でも春でもかまいませんが、秋に苗が売られていることが多いようです。 庭に植えるときは、直径と深さが20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。山野草の培養土若しくは赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)、軽石砂(又はパーライト)を3:3:2:2程度に混ぜた用土が一例です。 植え替え 庭植えの場合、株が混みあってくると蒸れてしまいますので2〜3年に1回は株分けを兼ねて植え替えます。 鉢やプランターに植えた場合は、毎年、水はけのよい用土で植え替えます。 いずれの場合も、秋は10頃、春は3月ごろが適期です。 植え場所・置き場所 庭に植えるときは、落葉樹の下など夏に半日陰になるところに植えつけます。 鉢やプランターは、中秋ごろから春は日当たりのよいところに置きます。 日常の管理 枯れた下葉は常に整理して、極力風通しよく管理します。大株になると蒸れて枯れやすくなります。 乾燥を嫌いますので、雨の降らない日が長く続くときは庭植えでも灌水します。 夏の管理 夏の強光と高温多湿を嫌いますので、鉢やプランターは、初夏から初秋の間は半日陰もしくは明るい日陰の涼しいところに置きます。それでも関東以西の温暖地では、夏越しは厳しいと言えます。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。 ふやし方 植え替えの時に、株分けして増やすことができます。 肥料 庭植えの場合は、3月上旬と10月上旬に、株元に緩効性の化成肥料を少量施します。 鉢やプランターに植えた場合は、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥するか液肥を月2回程度与えます。 病気・害虫 特にないようですが、夏の高温多湿で枯れてしまうことがあります。 |
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