ロニセラ Lonicera

ロニセラの花
写真 テルマニアーナ
撮影時期 2012.7.1
栽培状況 鉢植え
科名・属名

スイカズラ科
スイカズラ属

園芸分類

半常緑ツル性低木

別名

ハニーサックル

原産地

日本、中国

用途

庭植え、鉢植え

花期

5月〜6月

【ロニセラについて】

ロニセラというのは、スイカズラ科、スイカズラ属のツル性の花木のことです。園芸店では、ハニーサックルという名前でも売られていて、花が美しいので人気があります。この仲間には、スイカズラ(L. japonica)、ツキヌキニンドウL. sempervirens)がおなじみですが、アカバナヒョウタンボクL. tatarica)もたまに見かけることがあります。

ところで、一口にロニセラといっても、いろいろな種類があり、ハニーサックルという種類は、本来、ロニセラ・ペリクリメナム(L. periclymenum)のことのようですが、他の種類と一緒にして、ひとまとめにして扱われることが多いようです。

栽培したところでは、暑さ、寒さに強く育てやすいツル性の花木です。

【花の特徴と性質】

ロニセラの花

樹高

3〜5mほどに伸びますので、トレリス、フェンスにからませたり、鉢植えの場合はアンドン仕立てにして育てます。

花は写真のように少し変わった形をしています。最近、カラフルな品種が増え、花色は、黄色やピンクの品種が多いようです。

英名をハニーサックルというのは、花には芳香があるところからきています。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性があります。

学名の説明

Lonicera・・・・・16世紀のドイツの植物採取家 A.Lonitzer への献名です。

periclymenum・・・・・ギリシャ語の スイカズラ に由来します。

【主な種類と品種】

テルマニアーナ
L. × tellmanniana

オレンジ黄の花で、5pほどの大輪です。

‘ウインドワード'
L. periclymenum 'Windward'

蕾が濃い赤色で、咲き進むと反転してはっきりしたコントラストを見せます。花には芳香があります。

‘ゴールドフレーム'
L × heckrottii 'Gold Flame'

明るいピンクで中心がオレンジの花を一斉に咲かせます。

‘グラハムトーマス'
L. periclymenum 'Graham Thomas'

大きく美しい白の大輪品種で、花には芳香があります。ツルの伸びもよい品種です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

ツルがよく伸びますので、庭植えにしてアーチやフェンスに絡ませて栽培しますが、大型の鉢を使えば、アンドン仕立てにして栽培できます。(上の写真2枚は鉢植えです。)

植え付けは、3〜4月ごろが適期ですが、ポットや鉢に植えられている場合は、秋に植えても差し支えはありません。園芸店やホームセンターなどではあまり見かけませんが、おぎはら植物園のカタログなどには掲載されています。

庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度のバーク堆肥(腐葉土)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えで育てる場合は、アンドン仕立てにして、だんだんと鉢を大きくしていきます。

ロニセラの花

鉢植えの用土

丈夫ですので、さほど用土は選びませんが、赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥(腐葉土)を4:3:3程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

ただし、夏場は、半日陰に置いて鉢が乾きすぎるのを防ぐようにします。

植え替え

鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きめの鉢やプランターに植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。

鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、株分けをするか、もう少し古い土を落として植え替えます。

日常の管理

ツルが伸びるにしたがって、枝を誘引をしていきます。

剪定

萌芽前の冬場に行います。混みあった枝や不要な枝を切り詰めます。生育は旺盛ですので、強く剪定しても大丈夫です。

冬の管理

耐寒性がありますので、鉢植えも戸外で冬を越します。

ふやし方

挿し木でふやします。7月ごろに鹿沼土などに挿します。

肥料

春先と花時に緩効性の化成肥料を施します。鉢植えの場合は、生育期の春と秋に2週間に1回程度液体肥料を施します。

病気・害虫

特にありません。

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